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【ジャンプ用ラベル】
@ 試験シャーシーの5球スーパーラジオ
A 端子がずれている IFT (未開封新品6EH7を2本もオシャカにした)
B 傾斜検出機能付きラジオ 端子がずれている IFT を交換したら機能喪失してしまった。
C [面白い構造のIFTの試験] (異型IFTとして[日本硝子工業梶@6R-15改] に組込)
D セラミックフィルタ組込試験ラジオ
F バリキャップ バリコンの代わりにバリキャップを使うラジオ (構想中)
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2004-09 構想開始
通部を残し、最小限の回 路の変更で試験できるようにする。
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(1) 試験し様とする項目
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1. SG電圧を下げる程再生が強くなり発振することの検証 |
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2. コッカデーラジオ |
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3. 6EH7はどの程度の注意力で安定動作するか。多分6BA6クラスと同じでないか。 |
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4. 低雑音オペアンプで中間周波増幅ができるか。低雑音にしたい |
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5 旧型並四を基本回路でつくる、つもりが早くも音声系が、6SJ7-6L6GTにしてしまった。 |
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【1 製作】
2004-10-31 @ 電源トランス他主要部品取り付け。
若干、一次と二次の絶縁不良でリークしているようだ。電源部結線して負荷して乾燥させてみる。
(今を去ること35年前、独身時代強電の仕事をしていた。有機の絶縁物には慣れている)
A これまた、ジャンク品のチョークでチョーク入力とした。異音、振動は無い。+B電圧は260Vで良好
2004-11-01 @ 電源トランスのリーク減少した。相当古いトランスなので注意しよう。音声系組立完了。
A 音声系組立完了。ヒーター片線アース忘れハム大。修正後OK。
2004-11-03 @ GT管電蓄ラジオ2号機が完成したので、本格的に取り掛かる。
A まず、基本機能確認するために、[5球スーパーラジオ] を作ることにした。既に電源、音声系は組立完
了しているので高周波系の配線を開始した。 IF増幅は6EH7を6BA6級の気づかいで作る。
B 6SA7-6EH7-ゲルダイ検波-6SJ7-6L6-5Y3GTとする。
C 並4ラジオも作るため、高周波回路に3回路3接点の切替スイッチを入れてみた。
D 抵抗・コンデンサーは分解したジャンクシャーシーの取り外し品なので、きれいな直角配線ができない。
(高周波系の直角配線は非常識のきわみだが、MW帯のみならば何とかなる。) |
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【2 トラブル】
2004-11-04 @ 5球スーパー回路配線終了したが、鳴らず。原因は変換側 IFTの誤配線だが、IFTの内部結線が通常と
違っていた。
A 修正して、動作開始したが、新品・未開封の6EH7が不良にしてしまった。
B 455kHz、OK。トラッキング 不可 原因究明中。無造作に作ったが一応動作しているが、挙動に違和感が
ある。
C 以前作った[試験用高1ラジオ]の6EH7と感じが違うようだ。(Ek=1.8V)
検証だが、別ページの6EH7試験にもあるとおり。
プレート側がタンク回路ならば、シールド板を入れる。カソードにゲイン調整を入れる。等が必要と思う。
2004-11-07 @ IF増幅管を6EH7から6SK7に交換してみた。6EH7との変化無い
A 残念ながらオシャカの6EH7も抵抗結合なら使えるかもしれない抵抗結合回路で試用したが、SG電流
過大で使えなかった。信号は通るようだが増幅していない。
B 前作の『音質のよい中出力ラジオ兼用電蓄 2号機』と同様の症状で、ローカル局の一部しか受信できない。
バーアンテナ、バリコンの誤配線はしていないのだが。
2004-11-14 @ ACソケットの差込でも変わるが、シャーシーと対地で100V又は70Vある。
2004-11-23 @ 上記原因解決。今回は455kHzの調整不良。メインの同調点でない、ずれた455に調整していた。
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【写真 左】 電源部と低周波部。中央上部部の四角い部品は規格不明のチョークコイル。チョーク入力平滑回路にしている
【写真 中】 IF増幅を6EH7にしたスーパーラジオの基本型。6SQ7の位置のメタル管はダミー。
【写真 右】 [自作『音質のよい中出力ラジオ兼用電蓄 2号機』] と並んで。 |
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【3 試験1 中間周波増幅に6EH7使用のつもりが?】
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一応完成した。5球スーパーラジオ部 |
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IF管を6SK7に交換。 |
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2005-01-10 傾斜検出機能付きラジオ
(1) 型としてはGT管5球スーパーだが、傾斜検出ができるラジオができた。
以前、[加速度計] を作ったが、この検出器は加速度は当然だがX軸、Y軸の傾きも検出できた。
このラジオはX軸、Y軸の傾きを検出する。Z軸は静かにゆっくり回転すると不感だ。
傾斜計で思い出した。
大分前、[SJ-30?] 水冷2サイクルのジムニーでクロカンの練習を、一人でやっていた。(我が家から少し行けば場所は
いくらでもある) たいしたことは無いと、なめてかかった場所で、新聞にのるところだった。恐ろしいことに、はじめから車体
が斜めになっていたが、これまた、たいしたことはないと乗り上げた。スピードはころしていたので片輪走行とメーカーに代
わって傾斜転倒試験をするところだった。この頃すでに、傾斜計のオプションがあったので、真剣に購入を考えた。が、子
供や家族のことを考え、その後 はラリーやクロカンから手を引いた。替わって女房がクロカンをするのかジムニーに買い
換えた。(オートマだがこの頃のジムニーは全てターボ車。) 大衆車なら高級車のグレードになる価格で買い込んだ。まあ、
当地は稀だがある程度の積雪・凍結があるのでジムニーは多い。ただ、[4WD] と [フロントハブのロック] の関係が理解の
範疇を超えていて、ハブロックせず、4WDの点灯だけして、意気揚揚と大雪の時、帰宅してきた。本人はさすがジムニーの4
WDはすごいと言っていたが。
(2) シャーシーを裏返して電極電圧測定後、シャーシーを正立させると、ゲインが低下する。X軸、Y軸どちらに傾けても同様、
ただし、トランスを下にした直立はOK
@ ハンダ付け不良、ショックノイズは無い。揺すったり、たたいてもショックノイズ無し
A IFT のコアの割れは無い。ガタの有無は不明
B どうも IFTのコアのガタのようだ。コイルボビンが、ライン組込用で、何回も調整しているうちにガタがでた。
【2005-03-06 IFTaヲセラミックフィルタ試験のため、交換した。傾斜検出機能が喪失した。】 |
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2005-01-18
先日,久々に秋葉原に部品の買出し。
(1) 中波用バリキャップが容易に入手できた。バリキャップがあることは知っていたが、まさか、中波用のバリキャップが
こんなに安価・容易に入手できるとは知らなかったので前作の[自作プリセレ連動デジタル直読6EH7ラジオ 2号機]
は糸掛けバリコンという、珍奇なラジオを作ったが、こんなことなら、初めからバリキャップで作ればよかった。まあ、ダイ
アル糸が緩んだり、切れたらバリキャップ化に改造するまでだ。
(2) Webでみると、数年以上前からアクティブアンテナ、ゲルダイラジオとバリキャップの使用例が多数あった。バリキャップ
という言葉は最近知ったが、学生の時は「可変容量ダイオード」 だった。原理は逆バイアスを掛けて、[空乏層] の厚
さが変わり容量が変わると教えられた。回路集を見ても[可変容量ダイオードを用いたFMワイヤレスマイクの作り方
] で、たかだか数pFの変化しかないとずうと思い込んでいた。それが、10Vの逆バイアスで30から450pFも変化するという。
まるでバリコン並だ。しかも用途はカーラジオをはじめとするラジカセ用だという。カーラジオのPLLは承知していたが、ア
ンテナ同調はどうしているか疑問には思っていたが、バリキャップとは知らなかった。カーラジオ用ならば温度の安定性は
信用できる。当地は-10℃から40℃まで、低ランクのカーステでも正常に使える。
(3) しかも、低価格ときている。バリキャップ4個、9VAVR、10kVR(同調用)、半固定抵抗4個(トラッキング用)、PCBの切れ端
で充分だ。回転角度も270度回るので、中波用ならバーニアも不要だろう。こんな高機能の部品が、安価・容易に入手でき
るとは。
(4) 当分の間、新規ラジオ製作に懸ける時間がとれないが、何とか、[バリキャップを使ったラジオ] を作る。
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(5) 電波新聞社刊 [実用真空管もの知り百科] にも参考になる。驚くことにバリキャップを使ったラジオ、終戦直後 (でもな
いか) の通信機型ラジオの製作例がある。[男の自由時間] より、更にマニア用の気がする。これでますます真空管ラジオマ
ニアが増してバリコンが足りなくなる。
(6) これからは、復刻版のコイル、バリキャップ、異型 I F T、PCはトリーマーで簡単にスーバーラジオができるではないか。 |
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端子がずれている IFT (やはり、中古部品はよく確認しましょう。 深く反省しています) 2004-11-04
症状 1 6EH7カソード電圧25V(カソード電流100mA以上)。スクリーン電圧20V。
G1の電圧を測らず。(6EH7交換後測ったら250Vあった)
2 6EH7交換したが症状変わらず。ここでG1に250V加電を確認。IFT-Aを外して内部確認した。
原因は前記のとおり、IFTの配線による。数年前の自作に使っていたので、今回確認して使えばよかった。
修正して、動作開始したが、新品・未開封の6EH7が不良にしてしまった。
このIFTは数年前、メーカー製ステレオアンプシャーシーを分解して [自作GT管電蓄ラジオ 1号機]に使ったもの。
当時の製作メモには一言も書いてない。多分、分解後、導通チェックで気が付いて組み立てたと思うが、記憶が全く無い。
親子(トラッキングレス)バリコンで苦労した記憶が強く残り、他のことは全て忘れた。
自分のせいとはいえ、貴重なしかも新品、未開封6EH7を2本もオシャカにしてしまった。残念。再起不能に落ち込ん
でしまった。『ラジオ工房』に『○○6EH7』で、書込みをしていたが、恥ずかしいことになった。前作のアンテナコイルの誤配
線を究明して、舞い上がってしまった。このときは、他の部品を壊さなかったので良かったが、今回はまいった。 |
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@ ハンダ付け面の形状とコイル接続が90度ずれている。
A ハンダ面にはB、P、G、Fの記号はないが、凸面がコイル側だと思うが?
B 当然、検波側の IFTは、従来品のとおり。
C +Bが6EH7のG1にダイレクトに加電。AVC系と6SA7のプレートが接続と
なった。 |
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IFT取付金具をまたぐ端子間に
コイル巻線がある。 |
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IFTのためオシャカになった新品6EH7
2本ともスクリーン電流過大になった。
G1に250Vかかっていた。 |
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TRIO製T-26 IFTの端子
前作の[自作プリセレ付デジタル直読6EH7ラジオ 1号機]に使用した。
取付ネジの上下の凸面側にコイル巻線がある。[上がグリット側、下がプレート側] |
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まあ、『不注意』ではなく『運が悪かった』ことにして自分のしたチョンボなので、無かったことにして、次へ進もう。
下の IFT とは全く別のものです。混同・誤解しないよう、念のためこの行をいれておきます。 |
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2004-10-16 [面白い構造のIFTの試験] をしてみた。
結果
(1) 異常なく使える。
(2) 455kHzに調整すみ。
(3) 高周波ドライバーによる調整もしやすい。調整時シャーシーをひっくり返さなくてもできるのは楽
(4) 端子の並び順は、前の使用物と全く同じであったので、調整孔が外側を向きで取付けできた。
まあ真空管配列を時計回りの配置にすることは無いと思うが。調整時に高周波ドライバーが使えないと気の毒。
(5) 申し訳ないが、測定器が無いので、定量分析 (測定) ができない。聞いた範囲では差はない。
(6) 蛇足だが、サイズが自分の好きなGT管にあうので、格好が良い。
ケース外観は25mm角×60mm(ケース高)で、従来品にもこのサイズはある。
ビス穴間隔は38mm位で、写真のとおり固定方法が異なる。(従来品は不用意に締め付けるとアルミリベットで歪
が出た。)
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上[4 (検波側)] コイル間隔 25mm
下[3 (変換側)] 〃 30mm |
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4球なのは、シリコンブリッジ整流のため。
(30年程前の組立品を数年前GT管化
した)手前がケースから出したIFT |
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ケースを外し、仮に乗せてみた。 |
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一度に2本交換せず、先ず、変換側の
IFTを交換した。異常なく調整できること
を確認。従来のMT管用より一回り大き
い。白くみえるのは高周波ドライバー |
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取付けネジ穴はあけ直した。続いて、検
波側を交換する。
配線後のドリル穴あけは常習です。 |
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マジツクアイを取付けて最終確認。
調整もスムーズにできた。IFTとは関係
いが、この2バンドコイルは高感度 |
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先端が大きめの高周波ドライバー
取り外した21mm角IFTと新IFT |
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セラミックフィルタ、関連部品 |
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バリキャップ
セラミックフィルタ、高周波チョーク |
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セラミックフィルタ I F T
2005-03-27
1 上記の面白い構造のIFTにセラミックフィルタを組み込む。
加工時は 【養生(他部へ悪影響を与えないように予防措置)】をすること。
@ IFTaをケースから出し、二次側同調コン250pFを外す。念のためボビンにセロテープを巻く。
各コイルボビン近くに結合コイルのエナメル線を通す0.5mm穴を8個あける。
ベースにアース線を通す2.5mm穴を2個あける。
A 一次側 (上側) に0.3mmエナメル線を50T巻く。(前回の30Tがbest?) エナメル線は@であけた穴を二つ通して固定する。
B 二次側 (下側) に30T巻く、
C セラミックフィルタ CFVM455を両面テープで貼り付ける。熱収縮テープでコイル固定する。
D 【写真 右下】の回路図のようにハンダ付けする。
E 導通、短絡のチェックをして改造完了。
2 自作プリセレ付デジタル直読6EH7ラジオ1号機 にセラミックIFTとして組み込んだ。
結果は感度が下がった。まだ、改造の余地がある。
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IFTaの[312-3]に結合コイル巻きつけ |
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セラフィルタ、収縮テープで固定
下のコイルのあいだがセラフィルタ |
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完成。後はケースにいれるだけ。 |
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セラミックフィルタ組込試験ラジオ
2005-02-06 構想開始
-02-17 回路図作成 |
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仮置きした部品 |
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1 3連バリコンと I F T
2 TRIO 小型高1コイル
3 TRIO5ス発振コイル
4 ステレオジャンクシャーシ
5 手前がセラミックフィルタと
高周波チョークコイル
黄色が[ラジオ工房]様からのC結
合の高性能品
黒色は試験用の汎用品 |
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セラミックフィルタのインピーダンスは
1.5ないし2kオームだ。IFTの同調コンが
100pFだと⇒1.225mH⇒ZL=3.5k/455kHz
200pF⇒612μH⇒1.7k/455kHz
250pF⇒490μH⇒1.4k/455kHzと
同調コンを外せば良いのでは?。
真空管の負荷はタンク回路とRFCの両
方できるようにする。今のところ入手済
みは4mH ⇒ ZL=11.4kオーム/455kHz
10mH ⇒ZL=28.6kオーム/455kHz
と1桁大きい。
1.5kだと500μHのRFCの入手待ち |
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探し出した各種RFC |
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[セラミックIFT]の原料 |
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【準備工】
【写真 下左】
1 先ず試験用シャーシーで試験することにした。
2 メタル管に挟まれた、6EH7、このIFTは6EH7を2本オシャカにしたり、コアがガタつき不安定なので改造してみる。
3 増設した6EH7ソケット。一応シールド板もつけておいた。これで、簡単にIFTとセラフィルの切替ができる。
【写真 下中 2005-03-05】
4 IFTaを440kHzのケースを外し交換した。440khzから455kHzに調整した。感度若干下がった気がするが。
5 IFTaの二次側同調コンを外す。
6 これで、IFTの二次側にセラフィルタを入れる。先ず、1箇所毎変更して動作を確認していく。 |
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【試験番号K7−V−1】
2005-03-10 掲示板の記号は K7−V−1 (6SK7-CFVM455-Ver1)
(1) ラジオ試験シャーシーで、455kHz化したIFTにセラフィルタCFVM455Mに取付。
記念すべき第1作 惨敗 全く鳴らず。
【写真 下右 回路図】
@ IFTaの二次側同調コンデンサ150pFを取り外し。(T氏から頂いた資料も150pFのIFT)
A CFVM455(試験用の安価品)を接続。セラヒは両面テープで固定した。
IFTのGをセラヒの入力。Eはアース。セラヒ出力を473コンでK7のG1へ、更にG1とAVCを47kで接続。
B 全く鳴らず。VCのクリック音は通る。シンクロスコープで波形観測できず(1/10プローブ無いので)
C 元に戻す。正常動作する。 |
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ラジオ試験シャーシーに6EH7増設 |
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440kHzIFTを455kHz化 良好
二次側の同調コン外す。 |
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【試験1】 鳴らず
IFTの二次同調コンを外しただけ。 |
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【試験番号K7−U−1】
2005-03-12 掲示板の記号は K7−U−1 (6SK7-CFU455-Ver1)
セラヒをCFU455Zに交換しました。このため、K7−U−1となります。セラヒ交換した。K7-V-1と同様 鳴らず 惨敗
K7-V-1と同じ。ただし、何かのヒントが得られた。
@ VCからのクリック音ある。
A 6SK7のG1にノイズインジェクトしても、ウンともスン言わない!!??。
B セラヒ出力と6SK7のG1切り離し、ノイズ注入。当然大きく鳴る。
C セラヒG1に接ぎ、アースを外した。⇒ ほぼ正常に受信する??!!。
D セラヒのアース端子をアースする。ウンともスンとも言わない。
E セラヒの各端子間の抵抗はopenで短絡は考えられない。
現在、Cの状態で地元NHK受信中。感度は下がっているようだが、低周波ゲインが大きいので、音量上げれば違
和感無し。 どうも、相当インピーダンスが低いようだ。遥か昔、自作オーディオアンプで600Ω入力のマイク端子付
きにしたが、何ら問題無く結合できたが。 |
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【試験番号K7−U−2】
2005-03-13 掲示板の記号は K7−U−2 (6SK7-CFU455-Ver2) 結合コイル取付 受信可能になった。
まあ3対5の負け試合か。
【写真 下左】 回路図。10mHと定格不明の小インダクタンスRFCで結合コイルを作った。
IFTa-同調コンを外したIFTaの二次側 ⇒ 自作結合コイルの10mH−コイル ⇒ セラミックフィルタ
⇒ 結合コイル−10mHRFC ⇒ 6SK7のG1
【写真 下中】 ニッパー真下が使ったRFC (中段左は定格不明のコア付コイル枠。きれいに巻きなおせば使えるかも)
下段の収縮チューブで包んだのが自作結合コイル。セラヒ側のアース(黒線)は共通にしてある。
左の3本がセラヒ側。右側の赤−白がIFT入力側。黄−黒が6SK7のG1側
RFCを4個まとめてしまったが使えた。次回はきれいに分けた結合コイルにする。
【写真 下右】 中央の黒_色が結合コイル。その下側の戻りと黄色が接続されているのがCFU455.左下は6SK7.結合コイルの真下
がIFTa
2m程のアンテナをバリコン直結してNHK松本のみ受信可能。感度は大分低い。音質の差は不明。
(スピーカーが小型ラジカセのジャンクなので)
推測だが、セラミックフィルターは極低インピーダンスで結合すれば良いのでは。 |
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結合コイルを使う回路図 |
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自作した結合コイル(仮設試験用) |
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実装したところ |
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【試験番号K7−V−2】 K7-U-2の改良版 IF増幅管6SK7なら充分 まあ楽勝
2005-03-14 IFTケースにセラフィルタ、結合コイルを詰込み一体化にする。
【材料】
@ ジャンクIFT(径1寸、高さ2寸の円筒形。メーカー組み込み品なので取付がネジでない。)
A セラフィルタ CFVM455
B 10mH高周波チョークコイル
C 0.3mmエナメル線2m(学研付録の鉱石ラジオのアンテナコイルの余った分)
D ホットグルー1本(無くても可)
E 配線材料、L金具、ビスナットが少々。
【写真 下左】 概略図 IFTケースに10mHRFCとセラフィルタ、各結合コイルを押し込める。
【写真 下中】 0.6mmのエナメル線は太すぎたので、学研の付録の鉱石ラジオの余った線を使うことにした。
[元[ラジオ少年]は例えエナメル線の切り端でもちゃんと保存している]
【写真 下右】 (1) IFTの下ごしらえ。
@ IFTを分解して、同調コン、両コイルのハンダを外します。細いリッツ線に注意
A IFT取付金具のリベットをドリルで削り取るか、むしり取る。、L金具をネジ止め
B 上のコアを外します。
C 下のコアをいっぱいねじ込み、コイルボビンの上から寸法をはかり、適当なところでコイルボビンを切断します。
D 一次コイルとベースの間に、二次コイルを巻きます。1mで30T巻けました。
E 一次コイル、同調コンをP、B端子にハンダ付けします。
F ベースにアース線を通す穴をあける。 |
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IFTを加工し、一体化する。
ジャンクIFTにセラヒと結合コイルを組込 |
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左端のIFT、右下セラヒとRFC |
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同調コン150pFは外している。
0.3mmエナメル線 |
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【写真 下左】 (2) RFCの下ごしらえ
@ 10mHのボビンに、こちらは一次コイルとして1mのエナメル線を30T巻きます。
【写真 下中】 (3) 組立 (工事中の”養生”(壊れないように保護をする等のこと)を忘れないこと。古いリッツ線は切れやすい)
@ IFTの二次コイル−セラフィルタ−RFCの一次コイルをハンダ付け
A RFCの10mHコイルをG、E端子にハンダ付け
B アース線をベースに通す。
C ホットグルーで要所を固定する。
D 組立後のチェック
1 調整コアの調整しろがあること。
2 IFTケースに押し込んだとき干渉しないこと。完成しました。
【写真 下右】 ケースに入れて完成 外観からはセラミックフィルタ内蔵とは解かるまい。
次はこのページの上の[面白い構造のIFT]の[セラフィルタIFT]だ。 |
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切断したIFTボビン、RFCに結合コイル
を巻きつける。それぞれ30T |
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ホットグルーで補強する。黒いリードは
アース線。ケースとの隙間5mm確保 |
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完成したネジ留めできるようにL金具
取付。左は455化したIFT。右は結合
コイル、セラヒ |
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円形の改造IFT 大変良くできました。
シャーシー内外がすっきりした。 |
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完成版 K7−V−2
回路図 |
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6EH7での動作確認
6SK7より若干、高感度にはなる。 |
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このジャンクIFTが驚異のセラミックフィルタ内臓の超高性能 IFTに見えるかな
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2005-03-20【6EH7での動作確認】
【写真 上右】 当然のことながら6EH7動作することを確認した。
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次は、IFTbをどうするか。2005-03-18
@ IFTbをそのまま使う。(現在のまま) 特に違和感無いし。IFTaを[セラミックIFT]化すればOK。
A 更にセラヒを使う。10mHRFCと結合コイル ⇒ セラヒ ⇒ 結合コイル ⇒ 検波ダイオード
B 切断した残りのコイルと同調コンとで、[セラミツクIFTb]を作り、検波ダイオードに接続 を試したい。
問題・検討事項
@ 手巻きした結合コイルは共に30T。
(30Tの根拠は全く無い。余った2mのエナメル線を半分にして、巻いたら30回巻けた。ベストの巻き数は?)
A IFTbをどうするか。
長所・成果
@ IFT(455kHz)の調整が極めて楽。[DDS (ダイレクト・デジタル・シンセサイザー) ] が不要。セラヒに合わせてて最大にするだけ。
A ジャンクIFTが活用できる。古いST管用IFTなら加工も楽。
B 感度ともかく、分離度はIFTbの修正後まで不明。現状では全く問題無い。
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【トランジスター用IFT】 2005-03-20
【写真 下左】 分解したトランジスター用IFT。切り裂いたケースが赤いのは血痕。【注意して切り裂いたが、案の定怪我をした。】
@ まあ、怪我はいつものことなので。
A つぼ型コアに巻いたコイルはエナメル線のガラ巻き。小生が巻いた結合コイルのほうが余程きれいだ。
B このガラ巻きをみると、あえて、トラニジスター用IFTを使う気が薄れる。 |
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2005-03-22 【[DDS (ダイレクト・デジタル・シンセサイザー) ] で共振周波数の測定をした】『ラジオ工房』様掲示板書込コピー
セラミックフィルタの同調周波数をDDSで測りましたら455.164kHzでした。調整方法は過日の記載のとおり、放送局電波を
受信して、AVC電圧を最高にしただけです。結局IFTのタンク回路は455.164kHzに同調しています。
小生はIFTaを結合コイルを内蔵させた『セラミックフィルタIFT』も簡単で作りやすいと思います。外観では区別がつきません
(この点は意見が分かれるところですが)。特に、[面白い構造のIFT]は改造に適した形をしています。また、6EH7も入力インピ
ーダンスが下がったためか、無造作に配線していますがノントラブルです(シールド板は取り付けてしまいました)。IFTbは既設
のままです(やはり、IFTは2本ないと格好がつきませんので)。 更に別のラジオで[セラミックフィルタIFT]の実地試験をしたい
と思います。
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