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◎ 本機は、『汎用型真空管ラジオでは日本一高感度ラジオ』とするため 2004-07-10 製作開始した
@ 『増幅型プリセレクター搭載』。 周波数カウンタ部は6月中に組立済み
A 『デジタル直読』。
B 『ハイgm管の6EH7を高周波、中間周波増幅管』に使う。
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局発周波数から中間周波数分を差引き、受信周波数 を直読できます。
で自分で使うことにした。
組立後はDDSやラジオで動作試験をする。問題無し。
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fig:1 ラジオ用周波数カウンタ [2004-06-20]
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fig:2 組立途中 AM回路部品しか取り付けないので2時間で完
成した。正面LED基板と直角の配置にする。
奥は使わなかったFM回路部品 |
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fig:3 主要部品を並べてみた。どうも狭いようだ。 |
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fig:4 これにまだ、電源トランスUを乗せるのだが。 |
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@ 3連バリコン 新品ですが、シャフト径が若干太い外国製か、外国向け。バーニアダイアルの受けをドリルで広げた。
最終的には、トラッキング調整もできFBでした。
A 高周波付コイル トリオ製 S-As 型(トリーマー付き、OSCはコア付き) 新品手持ち部品の最後のスーパー用コイルを使いきった。
B 中間周波トランス (IFT) トリオ製 T-26 小型IFT コイル同様に新品手持ち部品の最後のIFTを使いきった。
C チュ−ニングインジケータ 250μAフルスケールと120μAのセンター0のジャンク品
左部は検波電流を直読 (多分振れが少ないので、直流増 幅を追加予定)
右部はRF-GAINの指示を予定
D 出力トランス 新品が容易に入手できる。
E シャーシー 2個 プリセレを一体に組み込むので塗装済み小型シャーシーを2個購入したが、もう1サイズ大型にした。
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結局、ひとまわり大きいシャーシーを買いなおしすることになってしまった。
手持部品やジャンク品で組立をしているのだが、このシャーシーが最高額の購入部品となってしまった。
部品配置は良く考えて
出力管等発熱部から周波数カウンタ基板は、できるだけ避ける配置にしたはずが、何故か出力管は基板の真後に来ている。
プリセレ部は最優先で場所決めをしたが。
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fig:5 現物合わせ 取り付けながらシャーシー加工
左側シャーシーの2連バリコンが複同調プリセレバリコン
[2004-07-11] |
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fig:6 ひとまわり大きいシャーシーにして、穴あけほぼ完了した。
半日かかってしまった。
塗装はアルミ専用で塗装すると、市販品と変わり無い。
シャーシー内のアースポイントはセロテープで処理した。 |
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主受信機部シャーシー配置 RF付スーパー用コイル-3連バリコン-6EH7-6BE6-IFTa-6EH7-IFTb-Gedi
プリセレ/電源シャーシー配置 5スアンテナコイル2本-2連バリコン-9AQ8-16A8-出力トランス 6R-E13 電源トランス2個 ケミ
コン |
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シャーシー加工は何度しても苦手だ。きっちり寸法をとったり、ケガキをすることがきらいなので、簡単な作図で穴あけ開始してし
まう。当然のことながら、細いヤスリで修正するので長丸の取付け穴となる。今回は恐ろしいことに、プリセレバリコンの真上に
9AQ8 のソケットの穴を開けてしまい、9AQ8の行き場所が無い。しかたがないので、電源トランスUと9AQ8を入れ替えるとOPTが
近くなり、ハムを誘導しそうなのでシャーシーの端の16A8の穴の位置へ移動した。こうなると16A8はシャーシーの中央のデジタル
基板の真後に来て半導体基板を火あぶりすることになってしまった。
始めは、慎重に仕事を始めるが、1個所失敗すると 「後はどうでもいいや」 とばかり、電気ドリル、ジグソー、ディスクサンダーを
駆使して、どんどん穴あけをしていく。昔はハンドドリルとヤスリだけで作ったこともあったのだが。大人になるほど、シャーシー加工
は下手になってしまった。どうも、最近作ったラジオにすぐ飽きるのは、シャーシー加工から始まる作業を良く考えず、場当たり的に
どんどん作ってしまい、まじめにしないせいかもしれない。 『この次のラジオは仕事きっちりで、まじめに作ろう』
こうして、当初の予定とは少しだけの修正でシャーシー加工は完了した。例により、無駄な穴がいくつもあいて風通しの良いシャ
ーシー となった。穴あけ等のシャーシー加工は居間ではないが、家族共用の部屋でシャーシー加工をしている。作業後は仕事がら
丁寧に掃除はするのだが、何故か、アルミの切りくずが女房の歩くところに落ちていて踏みつけるらしい。
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レイアウト 高2中1の6級スーパーラジオ |
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fig:7 試作バラックの9AQ8複同調 AM帯プリセレクター
[2004-05-02] |
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機能 |
真空管(部品)名 |
プリセレクター増幅 (RF-Amp) |
9AQ8 カソード結合型 |
高周波増幅 (RF-Amp) |
6EH7 |
周波数変換 (COV) |
6BE6 |
中間周波増幅 (IF-Amp) |
6EH7 |
第2検波 (DET) |
ゲルマニュームダイオード |
低周波増幅 (AF) |
16A8 t |
音声出力 (PW) |
16A8 p |
電源整流 (RECT) |
シリコンブリッジダイオード |
電源トランス 1 (6.3V 250V 60mA) |
5球スーパーラジオ用 |
〃 2 (12V*2 8V*2) |
ジャンク品 |
同調指示 (マジックアイ) |
6R-E13 |
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(1) プリセレ9AQ8はカソード結合型
@ 誠文堂新光社刊 「解説ラジオ回路」 の(55)の 「三極管のカ ソード結合回路を使ったプリセレクター」
(無線と実験501集の473のデリカ・プリセレと同形) の改造版
A アンテナコイルを2個使い、一次側、二次側の複同調にした。
B 出力側のアンテナコイルのA-E間を出力にして主受信部に接続する。
C このため、原回路のカソードフォローを省略した。
(2) 使用感はきわめて良好
@ SONY ICF-6700と組合わせたが、先ずプリセレ電源入れると、ヒーターの加熱とともに 「サー」 のノイズが高まる。
A その直後、信号が高まり、音声が浮き上がる。S/Nも改善される。もちろんインジケーターも振れる。
B この試作品の高性能を生かすために 「プリセレ付き」 のラジオにしたのだが、完成後不満が残ってしまった。
(3) レス球使用は、+12V電源トランスの8V*2の巻線を利用するため。(電力負荷を分割したたけ)
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fig:8 シャーシー内部から配線開始 [2004-07-17]
まだ、真空管の穴が開いていない。
大体の部品を取付けてみないと、穴あけ忘れが解からな
い。この後6EH7にシールド板取付けた。 |
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fig:9 シャーシー上部 大分ラジオらしくなった。
@ メイン電源トランス、ケミコンは未だ取り付けていない
A 平端子版はインジケーターの指示調整用
B 手前は+12V用のジャンクトランス |
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fig:10 インジケーター部、ANLを除きできた。まあ10時間位
手前のシャーシー間は取手を兼ねた補強材
配線ほぼ終了[2004-07-17] |
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fig:11 シャーシィ内部 プリセレ・AF・電源部が混んでしまった。
右の中央部の6EH7には配線開始前にシールド板(銅
板)を取り付けてある。 |
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fig:12 FMを省略したAM専用にしたカウンタ基板 |
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fig:13 バリコン、6EH7、6BE6、IFT、IC基板が並ぶ |
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(1) 配線終了 電源投入 数箇所の誤配線、配線忘れ、半田付け不良あり。修正に2時間ほどで鳴りだす。
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(2) DDSでIFT調整/トラッキング調整 [2004-07-17]
@ デジタル指示部の調整範囲の下限付近になるので、457kHzにする。(放送局周波数と完全に合わせ、調整範囲をあわせた)
A これで、BCバンド帯ほぼ全域で゜放送局周波数に合致しFB。
B トラッキングはダイヤル目盛りがないので簡単。 コイルとバリコンのマッチを心配したが532-1691kHz受信となりFB。
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fig:16 IFT調整(457kHzにした)、トラッキング調整終了 |
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fig:14 最低受信周波数
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fig:15 最高受信周波数
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バーニアダイアルの位置に注目してください。(正面パネルに若干の歪が見えますが、現品はほとんど気になりませんのです)
ツマミの無いシャフトは アンテナ同調トリーマーです。(計画ではシャーシィ内部でCOV同調トリーマーにしたかったのですが、スペース
の都合でこうなりました。) |
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fig:17 調整後の試聴 [2004-07-17] |
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試聴結果と要改善個所
(1) 良い点
@ バリコンとコイルのマッチングがとれた。
A 6EH7の高周波増幅と中間周波増幅は全くトラブル無し。VFB
カソード電圧は0.8Vから4.2Vの調整範囲
B デジタル直示、検波電流直読も良好
C 感度、分離度も良好
(2) 問題点
@ 9AQ8プリセレが、試作バラック並の機能を発揮していない。
とにかく雑音が多いし、不安定。
何故か低域で発振することがある。
A +B全電流が65mAと若干多い。
B 正面アルミパネルは飾りパネルを取り付け予定
C RF-GAIN指示部 ANL未配線
D 音声低域カットフィルターが機能しない。 |
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fig:18 手直し開始 [2004-07-18] |
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手直し個所
(1) プリセレクター
@ 一次コイルをIFTケースでシールド。効果有り。
A 二次コイルをシャーシー上面に移設。発振完全に解消した。
(2) インジケーター左は検波電流直読。直流増幅は不要だった。
(フルスケール250μA)
(3) インジケーター右はRF、IF管のカソード電圧を指示する。
@ 検波電流より、動きがダイナミックでFB
A RF/IFのGAIN調整が直読でき、しかも、フェージングに追従
るAVCの動作領域の制御ができそうでVFB。
(4) ANL トーンコントロール回路取り付け。 まあFB
(5) シャーシーにパンチングメタルの底板取り付け。
(6) 空きソケットにマジックアイ 6R-E13 をつけた。
(7) スクリーングリッド電圧、プリセレ供給電圧の調整。 |
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fig:19 ほぼ完成 デジタル基板作成から1ヶ月位かかった。 |
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(1) 正面パネルの補強をした。
@ 補強前は正面パネルを強く押すと2kHz周波数がずれたが
解消した。(正面パネルと局発回路のストレーが変わる)
(2) マジックアイを正面に移設。
@ 6R-E13は影が大きく動くのでメーターより見易い。
A 上部にon/offスイッチを付けて長寿命化にした。
とにかくマジックアイは貴重品なので。
(3) プリセレの出力端子(=主受信部の入力になる)を増設した。
プリセレをSONY ICF-6700につないだが
@ アクティブアンテナの同調がものすごくブロードになる。
A プリセレ同調がまたディップする。
BBSで言われた [ウェーブトラップ] になる。
B ラジオの基本の同調回路が[ウェーブトラップ] になるこの
不思議さ。訳が解からない。
C 本機では[同調型プリセレ]の機能をしているので良しとす
るか。 |
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fig:20 離調時 fig:21 同調時 |
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マジックアイは数年前、新品購入した。確か\1,000円だと思った
が、このとき6E5の新品白箱入りで500円か800円だと思った。ST
管は全く興味がないので、6R-E13を2本買ったが、6E5を10本箱入
で買っておけばよかったな。
左 離調時と同調時のインジケーターに注目してほしい。
RF-GAINは同じでも、当然検波電流が異なっている。
ローカル局受信で100μA位。フルゲインだと200μA弱
(検波電流を大きくするため負荷抵抗は147kオーム) |
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fig:22 完成したことにするか [2004-08-28]
左は2球式並4ラジオ |
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fig:23 前作の集中配置型6EH7ラジオと並んで。
完成後、並べてみて、こんなに大型とは知らなかった。
集中配置型がチャチに見える。 |
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使いこんでみての使用感、不満な点 8/24以降 |
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@ デジタル同調でとにかく選局が簡単。
A 感度・音質・S/N全てを含むと集中配置型6EH7ラジオよりはるかに良い。
B 縦1m 横1mのビニール線アンテナで、遠方のキー局はほぼ受信可能。SONY ICF−6700に若干落ちる位かな。
計画ではICF-6700を凌駕するはずだが、なかなか難しい。
当初の計画の【プロ用受信機を除く汎用の真空管ラジオなら『日本一』】だろうと思い込むことにする。
C オークションで予備球として新品 日立製 6EH7を4本購入した。
更に、松下製の未開封 6EH7を4本購入した。 『松下製真空管は上部に十文字の線があり格好が良いので好きです』
D ANLの減衰が大きい。ANLバイパスラインにも減衰用抵抗を挿入しているが、レベルが合わない。
E ANLのききが悪い。これも、ききの良かった集中配置型と同回路のダイオードシャント型だが、今回はBF。
F 音声信号の低域カットフィルターのききが悪い。 |
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G 使っているうちに、主同調にプリセレを同調させるのが非常に煩雑。[2004-08-24 (集中配置型はこれほど聞かなかった)]
SONY ICF-6700も同様だが、こちらは中波帯は主同調だけなので問題ないが、このラジオはとにかく煩雑。
主同調とプリセレをなんとか連動させないと、使い難い。
昔のラジオは同調用バリコンが連動していなかったらしいが、扱い難かったろう。
H とにかく、完成後はうれしかったが、使いこんでいくと欠点が気になる。
1 主同調、プリセレ同調、アンテナトリーマーの3同調がわずらわしい。糸掛けでもいいから連動させたい。
邪道といわれそうだが、リモコンTV、オートチューニングカーラジオに慣れていると、なんとも煩わしい。
2 9AQ8プリセレがいまいち。試作品の性能が良すぎたのか不満がある。
3 +B電流がトランス容量の1割増しになっている。
I 良い点は、1 6EH7の増幅は安定で満足している。
(アマには無理といわれた6EH7を使っている優越感はうれしい)
2 デジタル直読も希望する放送局を一発で選局でき満足できる。
3 インジケーター、マジックアイも見てておもしろい。
J どうも、不満な個所が気になりだした。改造できる範疇でないので、改めて作り直そう。
K 費用について聞かれたが弱った。このラジオのために買ったのはシャーシー2個 (更に未使用品2個) とアルミ板と小物部
品だけだが、新品の買い置き部品、真空管等手持ち部品が混在しているので、計算のしようが無い。
びっくりさせようと思い、「今買うとすれば、○万円位 (恥ずかしくて書けない)」 とふっかけたら、『買いたい』 とのこと。弱った
ことになった。 お金は欲しいが、貴重な部品はもっと惜しい。レスの再生品は売ったことはあるが弱った。
L 別ページにTRIO RADIO CLUB 1955年 第9号のコピーをアップしていて、あらためて教えられたが、春日氏によると 『中波
帯では同調回路も雑音の大きな発生源となる』 とのこと。プレセレが雑音の発生源は間違いないので、複同調から単同調
にしてみ るか。思いあたるのは、大進無線製 全波プリセレクター DPA-30Bも2連バリコンが組込まれているのに、単同
調であった。このセットを [実用化実証型] にしないと、また不満がでると困る。(2004-09-16)
M 2005-01-30 2号機と同様にアルミアングルで囲った。ミニコンポのスピーカーも取り付けた。良好
非常時には踏み台として使える。
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回路図 |
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2号機と同様に、アルミアングルで囲った。
ミニコンポのスピーカーを取り付けた。 VFB |
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並4ラジオを並べてみた |
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この後、IFTを交換した。 |
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セラミックフィルタ I F T の取付
2005-03-27 IFTをTRIOのT−26から[セラミックIFT]に交換した。
× 感度はさがってしまった。IFTaには二次コイルよりRFC (10mH) が良い。
◎ IF調整は例により、ラジオ受信して、AVC最大にするだけ。容易・簡単・確実にできる。
DDSでセラミックフィルタ共振点をみたら今回は、454.71 kHzだった。
× このため、デジタル直読部の表示調整の範囲を超えてしまい、+2kHzずれている。
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まずIFTaを交換
一応鳴る。 |
続いてIFTbを撤去
真空管を外さず加工する。 |
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異型IFTに交換完了。スピーカーがIFTに干渉するので移設 |
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2005-03-28 掲示板で是正方法を教えていただいた。ありがとうございました。
1 結合コイルの接続を反転する。
正直いって、結合コイルを巻きつけは、『何にも考えず、持ちやすく、巻きやすい方向に巻いた』。更に、セラヒの接続も
『手短に、適当にハンダ付け』をした。このため、結合コイルは、一次、二次コイルを”8”の字上に巻いてしまった。
この次はリンカ ーンラジオ[5M−W1改 を6EH7化とセラミックIFT化するので、この時は結合コイルの巻き始め、巻き終
わりとセラヒの結合を解かりやすくするつもり。?
2 二次側の同調コンを付けてタンク回路にした。(クリック音からIF入力が小さいと判断できたので)
大正解 改造前とはAVC電圧が低下したが、感度、音質、分離度とも文句なし。
改造後のAVC電圧 IFTbのF端子電圧は-12.0V ⇒ -9.0Vと下がったが。
【自作プリセレ連動デジタル直読6EH7ラジオ 2号機のAVC電圧が過小で『IFT交換により復旧した』としたが、今回は
充分な出力がある。?当然のことながらIFTbは無改造】
3 乞う ご期待 次回のリンカ ーンラジオ[5M−W1改] を待て!!
@ 既に異型 I F T は入手すみ。セラヒ、エナメル線も確保済み。ただし、人事異動の送別会がつらい。週末は春祭り動員。
A リンカーンラジオには新品TRIOのT-38の[帯域切替IFT]を組み込んだ。T-38は音質重視のIFTで、前からこのIFTと
6EH7の組合せをしたかった
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