3 大進無線製 全波プリセレクター DPA-30B
セレクトスイッチで、プリセレ、ブースターアプが切替できしかも0.5Mから30MHzまでカバーしています。信州の山の中ですが、後ろのアクティブ
アンテナ、ブースターをつかえば、954kHz TBSは充分実用できる音質で受信できます。
2台ともインターネットオークションで買いましたが、下の物は完動品ですが上のカバーが外れているのは修理が必要でした。
@ アンプを通すと雑音が大きく使用できない。
A 中波帯のプリセレが不可でした。
雑音はFET3SK177の電極電圧が良品と異なってるので千石通商の組立キット[ERA5の増幅器]を入れました。増幅作用は確認しました
がも1時間ほどで壊れてしまいました。
再度組立をして、今度は電源に78-10を入れ、抵抗も規格のとおりにしました。プリセレはバリコンを交換してみましたが、どうもERA5の
入力インピーダンスが低いらしく、コイルをミズホ無線の再生付き、並4コイルと一般用のバリコンにしたらFBでした。
B 2台のプリセレを比較してみますと、
3SK177よりERA5の方が利得が大きい。
ただし、シールドをしてないので、発信することがある。雑音も大きい。が 配線は外付け部品が少ないので楽。
入力、出力インピーダンスも低い。
修理したプリセレですが、ERA5はノイズが気になります。Gainは当然ありますが、雑音も大きく出ており、volを絞ればプリセレの無い時と
同様になります。このため、増幅部を取り替えました。
C 秋月電子通商の[μPC1651G]の広帯域高周波アンプキットに交換しました。
生基板に基板の小片を貼り付けてランドとします。 雑音も少なく、利得も大きくて、FBです。
ただし、購入時以来の不調で、プリセレ機能が不自然で改造を要します。症状は同調点でピークとなるはずが、ディップすることです。
SW3のタンク回路を並4コイルとバリコンを交換しましたが、いまだに改善できません。 (以前作った、バーアナテナとバリコンのアクティ
ブアンテナを作りましたが同様の不調となり、なぜか同調点でディップします。)
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