電蓄ラジオ1号機


 
8球GT管の電蓄ラジオ  1997-09-10製作


 『電蓄』という言葉が死語になったのでしょうか。電気蓄音機の略語なのですが[蓄音機]はおろか[レコードプレイヤー]も、いやレコード自体も消滅
しそうです。アナログレコードを駆逐したネット社会になってCD-ROMも存続が危ぶまれています。
1997(H08)-09-10  部品取りとしてリサイクルショップで卓上ステレオ購入しました。

 前から一度はGT管でラジオを作りたいと思っていたのですが、このトランスレスステレオは利用価値は無く無駄な買い物となりました。真空管ラジオ
はMT管の自作ラジオを保存していたので部品を流用も可能でしたが新規に作ることにしました。

 GT管は秋葉原のラジオデパート3階のサンエイで買い求めました。思いのほか安価でしたのでメタル管セット(整流管は5Y3)も買いました。

  


(2) ラインナップ      
高周波増幅 RFamp   6SK7
周波数変換 COV   6SA7
中間周波増幅 IF   6SK7
第2検波、低周波増幅 DET/AF   6AQ7
低周波増幅、位相反転 AF/PH   6SL7
音声出力 PA   6V6*2
+B整流   シリコンブリッジ整流
同調指示管 マジックアイ   6G-E12










数年後に自作した集中配置型高1中2 6EH7ラジオと並んでみた。

電蓄ラジオは高周波増幅付きの音声出力重点型ラジオ。集中配置型はもちろん感度重視型。この電蓄ラジオは物置から数年ぶりに出しました。
たたくとバリバリの雑音が音声と同レベルで出ます。原因は6V6の片側管の不良でした。交換したらFBです。 


2004(H16)-06-20 
プリセレ付き6EH7ラジオ』 作成のため、真空管、パッティングコン、アンテナトリーマーを外しました。
2004-08- 
 オークションで本格的ケース入り3スピーカーのGT管の高1中2電蓄ラジオが出品され、\25,500円で落札されました。
2004(H16)-10-03 
 第2作目のGT管ラジオ用に真空管、出力トランスを取り外しました。既に高周波部品を外されていて分解を待つのみです。
 内部配線取り外しましたが恐ろしいことにIF増幅管のカソードアース点がハンダ付けしてありませんでした。
 以前叩くと雑音が発生したおり6V6を疑ったが誤認だったようです。
 このラジオの実働時間は100時間位ではなかったかと思う。 


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GT管に改造した5球スーパー
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