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りんご畑の農作業風景

◆5月上旬「ふじの花」

りんごの花を見たことが有る方は本当に少ないと思います。
これは「ふじ」の花です。
花弁は5枚で梅や桃と一緒ですね。一つの房に5〜6個くらいの花が咲きます。
りんごは種類によって微妙に花の色が違うんですよ。
ふじは淡いピンク色をしています。
花が咲き誇る5月上旬頃はこの辺一帯がりんごの花で真っ白でとってもきれいですよ。

◆5月上旬のりんご畑

お花見でも楽しみたいようなきれいな景色です。

・・・でももうこのころからりんごの摘果作業が始まります。
1つの房に5〜6個咲いている花を1輪にする作業です。
この時期は花に見とれている暇もありませんが、こうして写真にしてみるとお花見でもしたいなぁと思います。
いつかもっと人手が増えてお花見でも楽しめるような時間ができればいいなあと思っています。

◆11月上旬の「ふじ」

収穫直前の美味しそうなふじです。

この樹はまだ若木で10〜15年くらいでしょうか。
古い樹になるともっと大きくて50歳くらいの樹もあります。

秋空の澄んだ青空に、真っ赤なりんごがとってもよく映えていますね。確かに美味しそうなので鳥(ヒヨドリやカラス)達も食べにくるのが分かります。。。

でもお願いだから、1個のりんごを食べ始めたら全部食べ終わる前に次のりんごを食べ始めるのはやめて〜!!
樹の上のほうの枝のりんごをはしごに登ってやっと手を伸ばしてとってみたら全部鳥が食べていた・・・なんてこともざらです。。。鳥さん達本当にお願い・・・

◆9月下旬のりんごの「葉摘み」作業

朝の気温 14℃ 
まだ朝早い時間から「ふじ」の葉摘み作業をしている園主です。

ふじも30%程度色がつき始めましたので。第一回目の葉摘みをしています。この時はまだ小さな豆っ葉を2、3枚摘む程度です。

9月下旬の波田町は朝晩の冷え込みが厳しくなってきましたので、夜寝るときは少し厚手の布団をかけて寝るほどです。

◆11月下旬の「ふじ最終収穫」作業

朝の気温 0℃
朝晩も霜が降って冷え込みも厳しくなり
りんごも寒さで凍ってしまうので収穫作業も9時〜10時ごろからしかできなくなります。反面日の落ちるのはとても早くなり、夕方5時頃には暗くなって収穫ができなくなります。短い時間の中ですばやくりんごの収穫を進めていきます。

ふじの最終収穫日(11月下旬)頃にはりんごの樹もすっかり紅葉して葉っぱも黄色くなっていますね。

◆こんなりんごを見つけました。

りんごの箱詰め作業をしていたら、こんなおもしろりんごを見つけました。
りんごのさびの部分をよ〜くみると、なんと日本地図になっています。
北海道・本州・四国・九州・沖縄まであります。
こんなおもしろりんごは毎年うちの玄関に飾ってお正月を迎えています。

◆12月初旬の「肥料まき」作業

朝の気温 -5℃
りんごの収穫も終わり、ますます寒くなってストーブとこたつ、そしてスタッドレスタイヤが必需品となる波田町です。

おととし植えたばかりの若木に肥料をくれています。
この樹にりんごがなるのはあと数年かかりますが、その間もこうして肥料をくれたり、もちろん消毒もおこなっています。

早く大きくなってたくさんりんごの実をならしてね。

◆12月初旬の「蜂の巣作り」作業

当園では、りんごの花の受粉をするのに蜂を使っています。蜂による受粉は自然にちかいので、大きくて形の良いりんご作りにはかかせません。

その大活躍してくれる蜂さんの巣を園主は手作りしています。
近くの河原から長さ2mくらいの「葦(よし)」をとってきて、これを20cmくらいの長さに切りそろえて使います。
日の入りが早くなってきて夕方4:30ごろには畑仕事ができなくなりますので、早めにきりあげてきて、倉庫でこうした仕事をしています。

◆園主手作りの「蜂の巣」です

上記のようにして作った蜂の巣をこうして20本くらい束ねて使います。
使う葦もどれでもよいわけではなく、太さが均一で蜂の大きさにあったものを選んで使います。

◆11月下旬の「ふじ箱詰め」作業

陽の出ている時間は短いので、その間は収穫をし、朝6時ごろからと夕方収穫の終った5時ごろから、こうして御注文いただいた商品を倉庫で箱詰めしています。

畑でも選別を行っていますが、更にもう一度こうして1個1個選別しなおしながら箱詰め作業をおこないます。


今年も皆さんに喜んでいただけるように・・・と心をこめて1個1個箱詰めしていきます。

◆きずりんご達

作業にはちょっと関係ないですが・・・・
鳥(ヒヨドリやカラス)につつかれてしまったりんご達です。

美味しそ〜うな樹の上の方の真っ赤くなったりんごを鳥が食べてしまいます。
こういうりんごは本当に美味しいので、捨てるのはもったいないので家で食べています。(でもたまには贈答用のいいのも食べてみたいなぁ・・・)

◆1月〜3月の剪定作業

剪定作業とは、りんごの木のいらない枝を切る作業です。
いらない枝とは、「消毒がかかりにくい枝・消毒のじゃまになる枝・陽があたりにくい枝・作業のじゃまになる枝」などです。

基本に忠実に行えるととても楽なのですが、収穫量・枝の配置などを考えながら行うので、とても頭を使います。1本の木を剪定するのに1時間ちかくかかってしまうこともあります。(悩みすぎて・・・)

冬場は寒いので、9時から夕方は5時まで作業をします。


◆1月の雪景色

長野県の中でもこの辺はそんなには雪の多いほうではないと思いますが(北信などは軽く何メートルにもなるそうですが)それでも、たくさん降ると20cmくらいつもり、それが続くと根雪といって溶けないで積もっていきます。
雪が積もったりんご畑はきれいですが、農業は大変です。
まず、雪をかきわけて歩かないといけないですし、はしごをかけるにも一苦労です。
でも、雪が積もっているからといって仕事を休んでしまうと作業が遅れてしまうので、大雪が降っている日以外は毎日畑仕事です。
多分、皆さんのイメージからいうと冬は農家はず〜っと休みなんじゃないかと思われているかと思いますが、りんご農家は冬場も毎日仕事をしています。

◆3月のフラン病の治療作業◆

写真はフランという病気の治療をしているところです。
まず、患部を小刀みたいな道具で削り取り、そこへピンク色の治療薬を塗ります。

ここで大事なことは、病気の患部の削り取りをしっかり行うことと、削り取った表皮を拾い集めて焼き捨てることです。病気の部分が少しでも残っているとそこから病気が広がったりするので少し大きめに削り取ります。

すべて手作業で行うので結構手が疲れますが、見落としのないようしっかりと行います。

◆3月の接木作業◆

りんごの樹は普通は苗から育て、約3年くらいで実がなりはじめますが、このように大木になった樹の枝を切り、そこへ新しい枝を接ぐ接木という品種更新の仕方があります。この接木をすると、苗から育てるより少し早くに実がなりはじめますので、品種更新にはよく使われる手です。
元の樹の枝より接木の枝のほうがかなり細いですが、きちんとくっついて芽がでます。


◆5月〜6月の摘果作業◆

一年で二番目に忙しい時期です。(一番はもちろん収穫時期です)
りんごの実がなっているりんごの樹を見たことがある方はたくさんいらっしゃると思いますが、摘果前の樹を見たことがある方はあまりいないかと思います。
実は摘果前の樹には想像できないくらいたくさんの実がついています。まさにざらざらついているという表現がぴったりです。
摘果する実は、傷がつかないような良い場所についていて、形が良くて大きな実を残します。
摘果作業のときの注意点は、鋏を使うので、実を傷つけないことと、周りの実を切るときに軸を短く切ることです。軸は短く切らないとりんごが大きくなったときにささってしまいます。


ところで、りんごの実は摘果をする前はいくつくらいなっているのだろうと調べてみましたら20才くらいの成木で、約5000〜6000個くらいの実がついていました。
それを、一回目の摘果で約300個程度にして、見直し摘果でさらに150個程度にします。皆さんにお届けしているりんごは、40分の1(受粉せず実にならなかった花も数えれば50分の1くらい?)の厳選したりんごをお届けしているわけですね。(贈答用に使える大玉のりんごは150個中の半分程度でしょうか。ということは80分の1になりますね)
気が遠くなるような作業で根気がいります。でも、秋の収穫する時のことを考えると1個1個真剣に選んで実を残していきます。



第一回目の摘果作業をする前のりんごの実の様子です。

まるでぶどうのように、たくさんの実がついています。
写真では約17個の実がついていますが、ここには、1〜2個程度の実しか残しません。

9割がいらない実ということになります。

◆5月〜10月の草刈作業◆

当園では、草生栽培といって、ゴルフ場のように芝を一面に植えています。草生栽培のよい点は、草が土壌の中の余分な窒素成分等を吸収し、その草を刈っておいておくことにより、草が枯れて分解されとてもよい有機肥料になることです。

また、この時期に除草剤を使うと、りんごの味も変わってくるといわれていますので、使わないようにしています。

ただし・・・なにが大変かというと草刈です。
7月8月の最盛期には草の生長も著しく、毎日のように畑を草刈しています。
日中の気温が30度を超すような真夏日には汗が滝のように流れながらも、美味しいりんごになるように頑張って草刈をしています。

◆5月のりんごの芽

下の黒い部分は、去年落ちたりんごの実です。
そのりんごの実の種から、5月頃になると こんな風に芽がでてくることがあります。

これを育てればりんごの樹になると思いますが、なんのりんごになるのかわかりませんので、通常は接木したりんごの苗を買って植えています。
   
   ◆りんご畑でお花見もできます。
GW頃にはりんごの花が咲きそろいます。
薄ピンクのリンゴの花が満開になると、それはそれはきれいです。
ぽかぽかの春の日差しの中でお花見もできます。
   
   ◆剪定した枝で焼き芋!
毎年冬になるとりんごの剪定した枝などがたくさんでます。
その枝を集めて焼き芋をするのが毎年恒例となっています。
たき火が熾火になったころに芋を入れて約30〜40分まつと、とってもおいしいお店屋さんにも負けないくらいの焼き芋ができます。
たき火で焼いた焼き芋は子供も大好きです。
   
   ◆りんご畑のほっと一息
りんごの上はちょうどいい具合に暖かいのでしょう。かえるさんが一休みしています。
減農薬栽培で草もなるべく除草剤を使わないようにしているからか、畑にはいろいろな生き物がいます。
こんなカエルさんを見つけるとほっこりとします。
・・・まだまだ続く・・・
   
   




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