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◆りんご農家の一番の必需品「軽トラック」
りんご農家には何はなくともこの「軽トラック」略して「けっとら!(波田町語!?)」が必要です。
りんごを運ぶのはもちろん、はしご、草刈り機、肥料・・・なんでも運びます。そしてりんごの箱詰め作業ももちろんこの「けっとら」の荷台でおこなっています。
12月にはいるとすぐにスタッドレスタイヤに履き替えます。 |
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◆りんごの「コンテナ」
昔(20年位前?)にはこれが木の箱でしたので、そうとう重かったらしいですが、今ではこんなプラスチックの箱になっています。
それでも、これにりんごを一杯に入れると約20kg近い重さになります。
最初の頃はかわいらしく「こんなの重くて持てな〜い」なんて言っても通じていましたが、今ではこれを持てないと仕事にならないので軽々持てるようになりました。
配達先の方によく「重いのにすごいね〜。力持ちだね」と感心されます。 |
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◆りんごの「収穫かご」
一見、そんなにりんごがはいらなそうに見えますが、りんごを入れてみると入れてみるとなんと約10kgは入ります。
収穫期にはこの約10kg入ったかごを片手に持ちながら、はしごに登って片手でりんごを収穫していきます。
りんご狩り・・・というと楽しそうですが、りんごの収穫は結構重労働なのです。 |
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◆剪定はさみ と 摘果はさみ
りんご作業では二種類のはさみを使います。
左が剪定ばさみといい、太い枝を切るためのはさみで、剪定やひこばえ切りに使います。
右の細いはさみは細かい作業に向いていて、摘果ばさみといい、摘果に使います。
剪定ばさみは1シーズン使うと刃がぼろぼろになってしまうので、毎年刃を変えなければいけないくらいです。剪定シーズン中は毎日太い枝を切っているので、握力がつきます。 |
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◆剪定用のこぎり と 傷口塗布剤と刷毛
剪定用ののこぎりは、写真のように二つ折りになる中型タイプと、もっと短くて折りたためない小型タイプと、伸ばすと1mくらいになる大型タイプがあります。
それぞれ個人の好みで使っていますが、私はこの中型タイプを愛用しています。持ち運びが便利で、ちょっと高いところでもだいたい届きます。(ちなみに、園主は小型タイプ、夫は大型タイプを愛用)
りんごの木を切った切り口には、傷口塗布剤を必ず塗ります。塗っておかないとその切り口から病気が入ってしまうからです。
裏側などは忘れやすいので、樹上で1回、はしごを降りてからもう一回、塗り残しの確認が大切です。 |
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◆乗用草刈機(通称らっくん)
りんご園は広いので通路などはこの「らっくん」で草を刈っています。
乗用タイプなのでゴーカート感覚で草刈りができます。
多分農作業の中で一番楽しい仕事(!?)なのではないかと思います。
10歳の子供でも(もちろん安全を確保したうえですが)仕事ができちゃいます! |
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・・・まだまだ続く・・・ |