Harley-Davidsonローライダー FXS1200レストアもど記

第1章(分解編)


1978ハーレーローライダーFXS1200、15年間ほど乗ってました、と言うかその間の10年くらいは弄っていた時間でした。

素人整備でも何か役に立つかもと思い、このメンテナンスページは残しておきます。

プロの整備士ではなく、単なる機械好きの宿屋のオヤジの整備記録ですから、勘違いやら、思いこみやら有ると思います、違っていたらくすっと笑って見逃してください(笑)。


第2章 ヘッド並びにシリンダー。

第3章 エンジン並びに駆動系。

第4章 配線。

第5章 完成

FXS その後。


 

分解整備しようと思い立った原因としては、25年以上経過し走行距離も4万キロになったし、そろそろ本気で一発かまさねば成らんっうことですが、

具体的には、バルブガイドが摩耗したかオイルシールが機能しなくなった為のオイル下がり、(オイル下がりはアクセルオフ後、再度アクセルを開けたときに煙が出ます)。

ロッカーアームからの打音。タペットと勘違いするけど、ヘッドカバーから聞こえる場合は、大体ロッカーアームが左右に動くことにより打音がする場合が多い。

ミッションからのオイル漏れは、メインシャフトシールからのオイル漏れ。ミッションオイルが無くなると、キックアームが動き始め、最終的に地面をキックアームがガンガン叩き出します、これは怖かった、、。

切れそうな配線。ヘッドランプシェルの手前で配線がショートし、配線が燃えました、、、これも本気でビビリました、、。

タンクのへこみ、見えないところの錆び、、、等々。

 

 


いざガレージへ、実はこのガレージもスキー置き場と言うことで造ったんですが、自分で作っているうちに、だんだんガレージ部分が広くなって、カミさんにさんざん文句を言われた(笑)、しかーし、設計士兼、施主兼、施工業者なので、文句を言われても後の祭りだ、わっははは。

 

 

 


タンク、その他補記類を外し、 ショベルヘッドを外してご開帳、ジャンジャジャーン、で下の写真。

やはりオイル下がりによって、カーボンべったり、しかし、前回よりもスラッジは少ない、これでも(笑)

 

 

 

 

 

燃焼室↓                ピストンヘッド↓


ピストン、まだいけそう、傷もないし首を振っていた様子もない、しかし、ピストンピンと、スモールエンドに若干のガタが、メタルブッシングの打ち換えの前に、新品のピストンピンをはめてみて、又ガタが有ったら、、、、どうしよう、打ち換えなんて、此処じゃSST買わなきゃ出来ないじゃん(^_^;)(^_^;)。

 

 

 

 


プッシュロッドとかハイドリックリフターなどには、ポンチで印を付けて、元の場所に戻せるようにする。

 

 

 

 

 


ミッションを取り外すためにプライマリーケースを外す、クラッチ板もほぼ限界、エンジンナットを外すために1+1/2の巨大サイズのボックスとインパクトレンチが必要、プーラーとか、ドライブギヤのナットをゆるめる専用工具が必要な箇所です。

プライマリーケースの裏側にオイルラインが3カ所有るので、苦労しながら外す、はめ込む時を考えると憂鬱に(^_^;)


ミッションを降ろすために、結局オイルタンクも外した、ミッションのスタッドが長すぎてフレームに干渉してミッションケースがどうしても取れないので、スイングアームを外して、後ろに引き抜こうとしたら、スイングアームのアクスルシャフトが固着してどうしても取れないことが判明(;_;)、プレスがなければどうにも成らない。

どうやってミッションケースを降ろしたかというと、ケースの載っているプレートごと外せばそのまま取れた、くやしい、バカ見た(-_-;)

 

取り敢えず、部品を通販でゲットして冬眠中。

続きは、4月になる予定、はてさて、無事組み上がるのか!

バラバラになったハーレーローライダー、このショベルへッドの運命やいかに、乞うご期待。

 

 

 

 

 



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