FXS完成の章

完成までほぼ1年かかってしまったFXS、配線も終わり、いよいよエンジンをかける行程に。

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先ずプッシュロッドを組む、OHVだからこそ素人でもヘッドを外したり出来る、ハーレー最大の美点(笑) 、プッシュロッドカバーが落ちないようにクリップとか使う、キックを使いながら動き出す寸前がスリスリ回るように何度も調整、本来はハイドリックリフターが微調整するはず(左)。

その後、キャブと排気系を取り付けて、バッテリーを載せ、エンジン始動と思ったらタンクが未だだった。

 

 

 

 

 

で、はやる気持ちを抑えつつ、タンクのタッチアップ(今更だけど)この傷はスイッチボックスを外したときに、レバーがぐるっと回ってぶつかった傷、何度もやって馬鹿だと思う、我ながら(-_-;)。

タッチアップした後も大して変わらないので、塗装後の写真は無し。(左)

ついでにリヤフェンダーもやる、やらなきゃ良かった(笑)どのみち隠れる所だから、まっいいか。

 

 

 

もっとついでに、シフトレバーがサビサビだったので、以前から何気なく買っておいたメッキ調スプレーを塗ってみる、結果は、謳い文句に有る通り、メッキには成らない(笑)昔の銀ラッカーを思い出す。

アルミのバフがけ前の感じに非常に近い、つまり、鉄だったのに、アルミダイキャストにグレードアップしたと思えば腹も立たない(笑)。

 

 

 

 

 

その後、タンク、シート(キックするのにシートに片膝を乗せるので無いとキックできない)、バッテリーを載せ、空キックを何度かして、イグニッションON!、しかーし、キックではプスとも言わない、それではとセルボタンを押す、グッグッッ、どどーーーん、!(^^)!!(^^)!!(^^)!。

久しぶりに聞く排気音、やったーー万歳!純正マフラーなので音はあくまでも上品(笑)。くーーー、ほっとした。

左右の写真ともエンジンがかかっているのだけれど、分からないよねー、、、。

 

 

 

エンジンがかかったので、試乗に行くつもりが、右ウインカースイッチがどうもおかしい、スイッチボックスをばらしてスイッチに触ったら、スターターとウインカースイッチがボロボロに破壊される(;_;)20年の歳月はプラスチックを脆くしてしまう、鉄は生きてるのに。

部品を頼んで来る間に、フロントブレーキのパッド交換と、スピードを検出するギアアッセンブリーを交換。

 

 

 

 

 

カタツムリではない(笑)、もう3個目のスピード検出用のギヤアッセンブリー、右のマイナスの*いもネジ*が、2回もいじるとバカになる。

知らない間にスピードメーターケーブルが抜けて、地面を擦ってお釈迦に。

 

 

 

 

 

フロントブレーキキャリパー、このボルトはインパクトでないと、なかなか取れない。(左)

パッドの穴に通るシャフト、錆びて段が付いていたので、ドリルに挟んで簡易旋盤、1.000番のペーパーにオイルを付けて磨く、らくちん(笑)。摺動部にグリスを付けて組む。

その後、ブレーキの引きずりが発生、キャリパーのピストンを外すオーバーホールに、その写真は動転していたので無いです(^_^;)

 

 

 

ミラー、ドラッグバーにするにあたって、どうしても長目のステーのミラーが欲しかった、しかしこの社外のミラーが等倍で映る、日本の車検では通らないじゃん、仕方なくミラーのステーのみを切断して今までのミラーと組み合わせることに。

海外通販ならではの細かいトラブルかな。もーこの辺りまで作業が佳境に来れば加工してでも付けばいい(笑)。

 

 

 

 

 

スイッチを残して完成、点火系をポイントからダイナSに変更、アイドリングと始動性が抜群に良くなった。ロッカーアームに入れた波形ワッシャーが、ヘッドからの打音の原因になっていたので、ヘッドをもう一度ばらしたのは秘密にしておきます(笑)

こうして写真を見ると、我ながら良くやったと思いますね、やはり実に美しい。

で、作業時間のトータルは、ほぼ3週間、かかった金額は、多分10万~15万の間、買うまでは真剣に予算を考えるんだけど、買ってしまった後は、取っておこうとしたレシートとかどこかに行ってしまった、性分故仕方ないですねー(^_^;)、かみさんに全くとか言われております、はい。

 

自分でもこんなに長くかかるとは思いませんでしたが、ちょっとだけ機械いじりが好きな素人が、山の中で誰の手も借りずに(ちょっとだけ借りたM氏に(笑))やれたのも、やはりハーレーと言う部品数の少ないバイクであったり、部品の供給が26年前のバイクでも常に安価で手に入ると言う事と、大勢の知識を持った友人達が居る環境に他ならないと思いました、今は四国で元気よく走っているはずです、とても良い方にお譲りできたのでFXSも幸せでしょう。

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