群論のホームページ



ホームページ更新記録
 2001年3月22日
  掲載開始
 2001年8月6日
  12章、点群まとめ、表現ガンマ、7章付録、10章付録を追加
 2001年8月12日
  本文の一部を変更、D5hの分子図追加、カウンター追加
 2003年11月22日
  7章付録、10章付録の不都合修正(いままでご迷惑をおかけしました)
  D2hの指標表の誤りを修正
 2012年10月23日
  ホームページのアドレス変更
  2012年6月以来ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。
  カウンターの削除



はじめに

 化学や物理で使う群論に興味を持ったのは学生時代のことである。その簡潔な美しさ
に心惹かれた。フラーレンC60を取り扱うようになってから改めて、群論の持つ力に心
惹かれるようになった。信州大学繊維学部素材開発化学科の先生方、及び大勢の学生さ
んの力を借りて「点群のデータベース」を作成し、教育・研究に活用してきた。データ
ベース構築の言語としてアップル社の「ハイパーカード」を使用したため、外に向けて
の公開には不向きなものとなってしまった(アップル社が「ハイパーカード」のサポー
トを止めてしまったのもその一因となった)。
 幸運にも藤永茂先生と共著で「化学や物理のためのやさしい群論入門」という本を岩
波書店から出すことになった。これを契機として、このホームページ(HP)で、ハイ
パーカード上に構築され、ついに未公開となった「点群のデータベース」の一部だけで
も再現してみたいという希望を持っている。

 点群に関するデータやプログラム(Fortran,Mathematica)を順次公開したいと思って
いる。当然のことながら、公開されたデータやプログラム中にミス等があるかも知れ
ない。このHP読者にご指摘をいただければ幸いである。

 このホームページ(HP)に掲載されたデータやプログラムについて、ユーザーは以下
の条件をよく承知した上で使用していただきたい。

「公開されたデータやプログラムミス等によって生じたトラブルはあくまで使用者の責任
で解決すること。この種のトラブルについては、私(成田進)は一切責任は持たない。」

                               成田 進





「化学や物理のためのやさしい群論入門」

 以下は、本文281ページの「おわりに」でホームページに掲載することをお約束した事柄です。
掲載が遅れてしまったことを読者諸氏に深く、深くお詫び申し挙げます。
まだ全てのお約束を果たした訳ではありません。
 少しづつ果たしてゆくつもりです。どうかご寛恕のほどお願い申し上げます。(2012/10/23)

以下のファイルはいずれもpdf形式になっていて「Adobe Acrobat 3.0J」が必要です。

 これらのpdfファイルをうまくダウンロードできなかった方は管理者

(e-mail address: naritas0401アットマークgo.tvm.ne.jp)

まで住所、氏名、e-mail addressをお知らせ下さい。
アットマークを@で置き換えること。
pdfファイルをe-mailの添付書類で送るか、プリントアウトした書類を郵送いたします。


12章

 
12章本文のpdfファイルのダウンロードはこちらからどうぞ。

 12章の図パート1のpdfファイルのダウンロードはこちらからどうぞ。

 12章の図パート2のpdfファイルのダウンロードはこちらからどうぞ。


点群まとめ

 点群まとめのpdfファイルのダウンロードはこちらからどうぞ。


表現ガンマ

 表現ガンマのpdfファイルのダウンロードはこちらからどうぞ。


問題解答

 pdfファイルのダウンロードはこちらからどうぞ。


「化学や物理のためのやさしい群論入門」7章付録

 pdfファイルのダウンロードはこちらからどうぞ。


「化学や物理のためのやさしい群論入門」10章付録

 pdfファイルのダウンロードはこちらからどうぞ。



掲載された点群のデータ集

C1

C5v

D3h

Oh

Cs

C6v

D4h

Ih

Ci=S2

C2h

D5h

C2

C3h

D6h

C3

C4h

D2d=Vd

C4

D2=V

D3d=S6v

C5

D3

D4d=S8v

C6

D4

D6d

C2v

D5

S4

C3v

D6

S6

C4v

D2h=Vh

Td





点群を理解するのに役立つプログラム

 点群の理解のためにパソコンの利用が有効である。このコーナーではFORTRANや
Mathematicaで書かれたプログラムを順次公開しようと考えている。
プログラムコーナー入り口





ホームページ作成者からのメッセージ

 対称性の名前や既約表現の名称にはイタリック体が用いられるのが普通であるが、HP
上では識別しにくいので採用しなかった。

 各点群に属する分子の図を作成する際に、信州大学繊維学部素材開発化学科修士2年の
阪口真吾君にご協力をいただいた。深く感謝する。

 HPの内容は予告なしで変更する場合がある。

ホームページ製作者 成田 進
管理責任者     成田 進
naritas0401アットマークgo.tvm.ne.jp
 アットマークを@で置き換えること。