貨物引込み線の検討


貨物駅 先ずはこれが一番簡単なんじゃないかという、機廻しできる交換部分の先の終端部に荷役線。条件は、空車を牽いてきて荷役線に入れ、荷役線の積車を牽いて帰る。貨車はコキ2両までとして、有効長42mくらい。
・到着し空車を切り離す
・荷役線の積車に連結、出発線に引き出す
・機関車切り離し、到着線の空車を、荷役線に押し込む
・機廻しし、積車の前に連結
・出発
基本的に問題ないのですが、少し細長いので遠くなってしまうところがある。大きさ自体も、180cm超えそうなので、ちょっと長すぎるかな。(2018.9.10)

貨物駅 長さを短くするために、荷役線を機廻し線の横に持ってきました。
・到着し空車を切り離す
・機廻しして、荷役線の積車に連結、引き出して、出発線(機廻し線)に押し込む
・機関車切り離し、到着線の空車を、引き出して、荷役線に押し込む
・積車の前に連結
・出発
引き出した積車を押し込まなくても、積車を牽いたまま、空車に連結し、荷役線に押し込むのも可能で、この作業方法の方が連結作業が少なくて楽かも。(2018.9.10)

貨物駅 手持ちのポイントが#4が多く(小学生の時に購入したから)、また(少ない用地で)小さく作ろうと思うと番数は小さい方が良いので、#4で具体的な図にしてみます。ただし#4の片分岐は曲がりが急すぎるので、振り分けに改造して、最急でも#6片分岐相当にします。有効長と、機関車連結のための直線区間を確保して、先ずは機廻し線以外にSカーブの無い案。実物の配線で、このような機廻し線側が三日月みたいにカーブしているのを見たような気がします。狭いところに直線を確保しつつ機廻ししようとすると、こうなるのかも。(2018.9.10)

貨物駅 荷役線が少し出っ張っているので、この入口に曲線を入れて少し曲げます、Sカーブになりますが振分分岐が本線側で12番片分岐相当なので許せるかな。機廻しの押し込み線も単機なのでSカーブを許すとして曲げて、巾を抑えた第2案。だいたい120cmX25cmに収まるかもしれない感じです。(2018.9.10)

昔のレイアウトの残り これが利用しようという昔のレイアウトセクションの残りの部分。上のやや斜めの道床跡を荷役線にして、はみ出す発着線や分岐部分は地面を追加してと思います。右1/4くらいのところに細い踏切の跡が分りますね。他の部分は、引越しの時にうっかり積み忘れ、残物と一緒に処分してしまいました。ポイントやレールも載っていたので残念。その前の引越しの時にも、長押に入れてあった釣竿をそのままにして処分してしまったので今回は気をつけなくてはと思っていたのに。(2018.9.12)

寸法入り貨物駅 地面を追加するので、やや正確な寸法の配線図をと思い、計算してみました。昔と違い三角関数など簡単に求まるので、楽で正確。(2018.9.15)

ポイントの寸法 正確にと思って、気になってきたのはポイント。長年より所にしていたのはこの図のメモ。原本が見つからないのですが、模型とラジオか何かに載っていたのか、図書館にあった本なのか、石田先生に見せてもらった本なのか。サイディングの複線間隔を50mmとすると、ポイント終端の間隔が25mmで、4番ポイントなので100mm、あとはシノハラの製品ではこうなっているということかなという理解だった。最後は現物あわせになるので特に不都合は無いのですが、シノハラさんがこうした理由が解ればなあと、ちょっと考えてみたくなりました。(2018.9.15)

ポイントの曲線半径 番数はクロッシング部の角度ですが、決まりごとがあるようです。渡り線やスリップポイントを構成すると、クロスが分岐器の倍の角度になることを考えて、4番は8番の倍の角度と決めているそうだ。8番は、tan(1/8/2)*2 = 7°9′、4番は倍の14°18′。ちょっと話は逸れて、ポイントに相当する曲線半径というのがありますが、計算しやすいのは、外側レールのトングレール先端から、クロッシングの交差点までのようで、これが軌間と同じになることから求める。図参照、(R+W/2)*(1-cos(θ))=Wより、R=W(1/(1-cos(θ)-1/2)。4番ポイントで16番(HO)の場合は、W=16.5mmなので、約R=520mmとなります。カーブがきついと感じていたのはこの数字からも分ります。6番ポイントだと約R=1180mmで、通常は問題ないくらいになります。曲線はリード部までで、クロッシング部は直線のポイントも多いと思うのでその場合には、曲線部分は図より短くなり曲線半径はもう少し小さくなるのでしょう。市販のポイントは、トングレール先端より前端と、クロッシングより後端に直線を付けて、ポイント終端の間隔が25mm、全長が185mmにしてあるということのようです。 (2018.9.15)

振り分け改造 4番片分岐ポイント(旧)を振り分け分岐に改造したものがあったので写真を載せておきます。1:2の振り分けで、右12番片分岐相当、左6番片分岐相当です。短くしたかったので一部の前端、後端の切り詰めもしています。ポイントの操作は細いピアノ線でトングレールを押し付ける見た目無視の簡易的なものです。ところで、荷役線を、機関車連結を考えて直線の有効長ばかり気にして考えていたのですが、タキや、ホキもあることに気がつきました。気付くの遅い。コキやトム、ワムと同じ地上受荷設備ではいけないというか現実っぽくないですね。荷降ろし(抜き取り)だけなので、タキは荷役線横に接続するホース配管と、漏れ対策のコンクリート敷きがあれば、無理すればコキと共用も可能かもしれないですが、ホキは線路下に荷受ホッパーのピットが必要で、穀物の場合さらに雨よけの上屋も必要そうです。なので荷役線一本で共用はできそうもないので、要検討。油と穀物も同じ荷役線では行いたくないですよね。おっと、さらにセキもあるなあ、でもホキもそうですが本格的には荷受は駅ではしないですね、工場まで貨物引き込みますね。セキ、ホキは引込み線がさらに工場へ延びることにして、ここではゲートを作って雰囲気を出すことにしますか。駅で荷受できそうなのは、小ロットの飼料や砕石程度かな。作るとすれば小規模なガソリン、灯油タンクか、飼料サイロと上屋。先ずは、一般荷役線と、油タンク線の二本で進めることにしましょう。寒くなってくると灯油の需要が増えますし(笑)。(2018.9.29)

灯油線追加した配線図1 一般荷役線と、灯油線の二本の案その1です。機廻しの有効長を貨車3両分でも可能なように少し長くしました。ここに仮乗降場くらいのホームを設置して客扱いもできるようにしました。レイアウトの暫定終着駅として折返し運転できるようにします。機関車牽引で20m車2両まで機廻し可能です。ホーム長は54mくらいまでなので、ディーゼルカー3両だとちょっとはみ出ます。もっとも木組みの極狭ホームの予定なので、はみ出しても違和感はないか(笑)。貨物だけなら浜安善貨物駅みたいに構内運転で良いやと思っていたのですが、客レもとなると信号機の設置が必要ですね。線形は良い感じなのですが、灯油タンクの場所が、線路延長線上の車止めのすぐ前というのは設置基準的にとうなのかなとか、荷役線への車の出入りが難しいとか、問題ありそう。(2018.10.22)

灯油線追加した配線図2 一般荷役線と、灯油線の二本の案その2です。荷役線の積み下ろしを図で上側からにして、灯油線を1案より上側にして、タンク設置場所を改善してみました。これならガマンできそうですが、荷役装置の修理などで灯油線の下側に車で入ろうとしても難しいので、不満は残ります。(2018.10.22)

灯油線追加した配線図3 一般荷役線と、灯油線の二本の案その3も考えてみました。タンク設置場所は良いと思います。駅本屋を図の四角の位置とすると、窓から灯油線が良く見通せないのが欠点。それにタンクが駅本屋に近いのは、なんとなく不安。左側の空地がちょっともったいないような気がするけれど、用地難のなか後で何かを作れそうでそれは良いことか、穀物ホキの荷受の屋根を追加できるかも。荷役線の積み下ろしのし易さは2案の方が良いですね。(2018.10.22)

灯油線追加した配線図4 どの案もいまひとつなので、案その1を修正して案その4。荷役線と灯油線などを少し離すようにしました、台と機廻し線を平行にしていたのをやめて機廻し線側を下げてみました。図では機廻し線が水平になるように台を少し傾けています。押込み線が台からはみ出さないように上に曲げて。結果的に荷役線への曲線が少なくなり荷役線のスペースにも余裕ができました。配置も灯油会社の管理区画を色塗り部分のように設定できそうで現実感を出せそうです。(2018.11.18)

配線図5(#6ポイント) 案その4で進めようとしたら、たくさんあると思っていた#4ポイントが右ばかりで、振分への改造で左を3個使うと手持ちが少なくなってしまいます。#6ポイントは逆に左が多いので、荷役線の分岐を#6にしてみた案5です。機廻し線が少し上に変わるので、ホーム側の線路間隔が広がって連結作業はやり易くなりそうです。有効長もちょっとですが長くなります。荷役線入口のS字カーブは無くなりますが、接触限界が変わり荷役線の有効長が短くなります、直線部分は変わらないので実害は少ないと思います。大きな違いは無いので、荷役線の分岐は#6でも#4でも、どちらでも良さそうです。ポイントマシンの場所を赤四角で入れました。(2018.11.22)

配線図6(図4改) 将来の線増も考えると、ポイント長の短い#4の方が良さそうです。案4を、荷役線の曲線の一部を振分ポイントに置換えられるようにしてみました。さらに仮に並べてみると機突っ込み線の有効長が短そうなので、少し長くして、この案で進めようと思います。(2018.11.26)

レイアウト土地拡張 昔のレイアウトセクションの残りに、ベニヤ板を拡張して地面を広げてみました。線路の中心に印をした紙でコルク道床の位置を決め、台板に虫ピンを打って左右を動かないようにして、ボンドで一部貼ってみました。ポイントもフレキシブルに改造して振分分岐にするので、この道床の位置が基点で合わせていきます。ですが細部は全体のイメージを掴んでからと思うので、線路の左右位置以外はいい加減です。イメージを掴んだら、ストラクチャーの位置など考えて、もう少し地面の拡張をしていきます。 (2019.1.12)

道床仮塗装 線路周囲の広さを実感したいのと、枕木下を先に塗装したいので、ひと通り貼った道床をざっと塗ってみました。100円ショップの灰色と茶色にフラットベースを入れてローカルっぽく。灯油タンクだけでなく、貨物駅本屋なども置きたい、木も欲しい、考えていた以上に土地の広さが必要そうです。そのタンクの容量もタンク車2両分くらいで最小とすると70m3くらいでだいたい直径5m、高さ5mでもガマンできそう。荷役線の車止めはタンクの前なので頑丈なのが良さそうだが、ローカルっぽさに合わないのも良くない、仮にレールでピラミッド形にする良くある2種だとすると必要な長さは4mくらい。現実的な大きさが見えてきますね。灯油の荷役場所の道床も決めかねていてまだ敷設していないです、コンクリだと近代的すぎるし、砂利のままだと面白みが無いし、屋根がないので雨水排水の油水分離槽とかオイル阻集器の類が下の地面の中にあるものなのか。(2019.4.14)

ストラクチャー図 駅舎、詰め所、車止めなど置いてみます。始めは貨物駅だった想定なので駅舎は荷役線側。タンクは灯油とガソリンがありそうなので小型の二個に。漠然と考えていたコンテナ荷役場所は、コンテナを載せたフォークリフトが回転でき、トラック通路や空コンテナ置場も必要で、コンテナ駅での標準はホーム巾が21mとのことで、広いです。最低でも8mくらいは必要そうです。コンクリート敷きで近代的になってしまいますね。貨物ホームも設けましたが、こちらは古くからあるイメージで、本来の場所はコンテナホームのところですので、コンテナが始まって移設したとか。積荷も貨物ホームにバラバラとあるイメージだったのですが、貨物駅が必要というと、木材、穀物、とか特定の荷がありそうですね。使える貨車は今のところトラしかないけど。具体化が後回しだとこういうことになるわけで。貨物ホームを半分残して、半分をコンテナホームにしてコキ1両分荷役できるようにした方が、古い貨物ホームが非自然でないかな。ポイントも、もともとスローアクションを実現したくて始めたレイアウトセクションなのに、入換え中心なのでポイントは現場扱いが合いそうで。まあ、いろいろ具体的になってきたのは良いことですな(2019.4.24)

ストラクチャー図(コンテナホーム短縮) コンテナホームの巾を8mに狭くして、長さも短くして、貨物ホームの一部を残すようにしてみました。古いままの貨物ホームがあっても不思議ではなくなるかなと思います。バランスは良さそうに思います。貨物ホームの線路の反対側は、少し狭いですが舗装して予備コンテナホームとしても使えそうです。あるいは木材などの積み込み用に素朴なクレーンが有っても良いかもしれないですね。台板の大きさは、上側に10cm強くらい広くしてこのくらいでなんとかなるかな。駅本屋の前にも駅前広場にできそうな土地ができますね。貨物駅転用なので、このくらいの広さで適当でしょう。台板を追加する部分なので、若干の高低差も可能なので、駅前広場にはゆるい坂を登っていう拡張の余地も残しておきたいと思います。(2019.4.24)

コンテナ載せフォークリフトを置いてみた コンテナホームの巾が8mだとどんな感じになるか、仮に置いてみました。ぎりぎりですが、コキにコンテナを載せられそうです。台板の追加は手持ちの板の関係で8cm弱が簡単なのですが、それで道床から8m確保できるので良しとしましょう。小学生の頃に植えた雑草が写真のように残っているので、これをコンクリートで埋めてしまうのは惜しいけど、まあ残る部分もあるかな。貨物ホームの線路の反対側を予備コンテナホームとして使うという案は、さらに狭く8m無いので無理ですね。古風にトラックを貨車に横付けして荷積みというのも、狭くてトラックの切り返しが難しそうです。一般型で使えそうな貨車に、トラ、セキ、ホキがあるので、ここを砂利や石炭を降ろせるような場所に使うというのも考えられるかも。一旦降ろして、コンベヤーでお尻から入ってきたトラックの荷台に。(2019.4.26)
コンテナ載せフォークリフトを置いてみた

転てつ機標識 コンテナホーム用の用地拡張もでき、もうひとつ敷地で気になるのは旅客ホーム。巾2.4mの乗降場並みのホームをスチロール紙で仮設して様子を確認、台の欠けている角を埋める程度で良さそうだ。台ができれば、いよいよ本題のポイント切替えのスローアクション。駆動方法はいろいろ考えていたが、もうひとつポイント周辺のストラクチャーもあった方が良い。小規模な貨物の入換えが多いので現場扱いとして、ただし本線は客レも入線するので連動装置が要るのかな。通票閉塞でも連動装置は必要なのかな、分らない。入口のポイント51は転換鎖錠装置があった方が良いみたいなので、転てつ転換器と転てつ器標識に、他はポイントリバーS型で良いかな。選んだ理由は、もしも可動形にする場合、回転させるだけで良いので、錘つき転換器より簡単そうだし、現場での操作も楽だそうだし。転てつ器標識も回転させるだけで、夜間のランプもきれい。転てつ転換器は細いレバーなので、可動にしなくても気がつかないかな(笑)。さっそく図面などから採寸してみた。手持ちの関係で出発信号機は腕木式。場内はこのレイアウトセクション外なので、色灯3色(終着駅なのでRYのみ点灯)になりそうだ。時代設定はというと、ハイブリッド牽引機が入線するので現代、今月から元号が令和になりましたが、古い時代のものを大切に使っているということで。(2019.5.2)
ポイントリバー ポイントリバーS形

ポイント駆動方法 ポイントの駆動方法は当初図の左側のように、直角クランクの軸を裏側から回す方法を考えていました。見た目が本物っぽいし、穴あけも丸穴一個で簡単。サーボモーターなので、駆動位置は細かく合わせられる。経時変化などを考えスプリングも併用して多少の位置ずれは吸収できるように、クランクの軸をトーションバーのようなねじりバネにすれば良いかなと。台板の下の高さがあまり無いので、サーボモーターは横に取付け、サーボ回転軸は水平ということで、軸が直交するけど、ねじりバネが曲げ方向にはぐにゃぐにゃだからL字型に曲げてサーボの回転板の穴に差しておけば簡単かなと。そう思っていたのですが、転てつ機標識も回したくなったので、これをちょうど90度の位置で止める方法は、どうするか。サーボの回転角はポイントに合わせて調整するつもりなので、これで標識も回すとなると難しい。別のサーボを奮発すれば解決かと思いきや、サーボは高さの制約で横置きなので、軸90度変換をもうひとつ作らないといけないし、マイコンのPWM出力数だって制限があるし。で、考え直したのが右側。標識をポイントのレバー(転てつ棒)に取り付けたヒゲバネで回転させる。移動長さは2.1mmくらいなので、回転半径は1.5mmくらいと小さいし、ポイントによりばらつきもありそうなので、正確に90度回転させるのは難しそう。少し多めに動くようにしてストッパーで90度の位置で止める。ポイントの動かし方は一番簡単そうな、サーボで回るヒゲバネでトングレールを下から動かすもの。これは、サーボでの作例もあり、古くはTMS誌でも紹介されている方法。標識の方は、そう都合よくは動かないだろうなと思うけど、まあダメだったら、標識用のサーボモータを追加すればできない事はないかな。(2019.5.6)

フレキシブルポイント ポイントのフレキシブル化は、TMS誌No285にフレキシブルカーブポイントの記事があります。振分にする場合は、カーブポイントとは曲げる向きを逆にして、となりの枕木との切り離し部分に切れ目を入れて、写真の緑矢印の部分を広げて、ピンク矢印の部分を狭くしていたのですが、再利用しようとしてスパイクを抜いて道床から外しておいたら、加工前の#4ポイントに近いくらいまで戻ってしまいました。今回は、広げる方の切れ目に薄いスペーサーを挟み込んで広がったままにして、スパイクする時に無理して曲げなくても、良い振分け角度にできるようにしてみようと思います。(2019.5.6)

転てつ機標識の駆動方法 転てつ機標識をポイントのレバー(転てつ棒)で回転させるやり方は、移動長さが2.1mmくらいで細かい加工が難しそうで、見た目もいまひとつに思えてきたので、再考。裏側だと調整をやり難くなってしまうが 、サーボモーターからなら長めのストロークで動かせそう。回転は、軸につけたたまご型ラグ端子板みたいのの穴にビスを固定し、自由に回転できるナットにサーボの動きを伝える。ビスの取り付け穴を長穴にして、ビス固定位置で回転角度を調整できるようにすれば、ポイントに合わせてサーボの動きを調整してから、標識の調整をメカ的にできそう。やっぱりストローク取れそうもないなあああ。(2019.5.7)

ポイント駆動方法(水平回転) 水平なサーボモーターの回転軸から直接動かす方法では、ポイントと軸の距離が20mmくらいに対して、台板下の空きが18mmなので、転てつ機標識を動かすストロークはポイントトングレールのストローク2.1mmくらいより短くなってしまいます。バーのたわみなどを考慮しても。そこでサーボモーターの回転角を大きくできるように、水平にテコを追加した案。支点の反側をサーボホーン(アーム)の穴に挿して左右に動かし、中間の作用点に垂直に付けたバーで、ポイントを動かすことで、サーボのストロークを長くします。サーボホーンは回転するので、作用点も上下動します。トングレールの穴にバーを挿して固定はしないようにします。また水平テコは回転の自由があるので、垂直バーの下にストッパーを設けてトングレールを押せるようにします。針金で作って支点を固定すれば簡単そうです。ストロークは長くできるのですが、転てつ機標識との距離が離れてしまうので、こっちもテコを使って動かすことになりそうです。直角より少し開いたクランクにして、これもサーボホーンの穴に片側を挿して動かせば、標識の下を左右に6mm以上動かせそうです。ただし円弧状の動きの半径が違うので、標識を90度回転させるアームの直径方向の自由度も持たせるようにしないといけないですね。アームの穴を長穴にして、トングレール作用点と同じように上下にも動くので、固定しないで針金を通すだけにすれば良いかな。こちらも針金で比較的簡単にできそうです。サーボモータふたつの方が、楽なようにも思いますが、地面の下の場所の制約でサーボ軸横置きにするので、標識を回転させる方は、似たようなクランクが必要になり、機構的にはあまり変わらないです。もっともサーボ独立なら調整を電気的に行えるので、地面の裏側で針金の長さや角度を調整するよりはるかに楽ですね。見通しは明るくなったということで、もう少し悩んでみましょう。(2019.5.18)

地鎮祭風 だいたい土台ができてきたので、線路敷設の前に無事を祈って地鎮祭の気持ち。撮ってから「ミニたい焼き」をお供えするのを忘れていたのに気付き、撮りなおそうと思ったら、この旗は違うぅとか、お葬式みたいとか、家族のうけが好ましくないのでもう少しまともにすることに。神主さんを作らなくてはと、もとにできそうな人を探してみた、この駅員さん身長16mm強くらいなので、1/80だと1300mmくらいで小柄だけど、足下は袴だから何とかなるかな。(2019.9.8)
これで神主さんを作ろう

石油ヤード終端 かなり体調が快復してきて自転車で通院できるようになった。帰りに南松本の油槽所に寄ってみた。撮影できるものが携帯だけだったので、初めての今日は普通に公道から見えるものだけ確認(笑)。周辺にあるセメント工場の荷積みは全てトラックに変わってしまっていた。ヤードのポイント操作は、見えるところは転てつ転換器と転てつ器標識。敷地の周囲はフェンスで囲んでいるが、タンクの周辺はさらに鉄板が目隠しのように貼ってあり、写真が撮りにくい。火災などからの熱の遮蔽なのかもしれない。終端の車止めは写真の通り。レールを曲げた第二種IIで、手前に何箇所か枕木があり、ちょっとした過走は枕木で止まりそう。これならレイアウトにちょうど良い規模かな。(2019.10.15)

ポイント駆動方法(スライド式、標識と独立) ポイント駆動用のサーボモーターで標識も連動させる案は、考えてはみたものの、作るのが億劫で全く進捗せず。機構が簡単なものにしないと進みそうも無い。一番簡単そうな、水平サーボモーターの回転軸から直接扇型に動かす方法(2019.5.6の図右)は、しかし気になっていたことがあり、サーボモーターの回転角が少ないことで、経時再現性。そこで、昔からの上面置きポイントマシンでの駆動方法というか、本物と同じ横にスライドさせる方法なら、バー一本でできて簡単で、サーボホーンの軸の近くの穴を使えれば動作角度も広くできそうだ。これを裏面に配置し、トングレール部を駆動。図のようにトングレール近くで駆動バーをスリーブかリングに通し、両端はトングレール駆動穴とサーボホーン穴に挿す。どちらも円弧状に動き、特にサーボ側は角度が広いので上下にも動くのですが、ずれ止めのスリーブから距離をとればあまり気にならないと思う。標識の回転も、同じように考え、ただし標識側も角度が90°動くので、バーの位置制約は、標識側とサーボホーン穴に自由度ありで固定してリンクの様にすれば良さそう。これなら機構は簡単なのでなんとかできそうな気がしてきた。さらにちょっと眺めていたら、ポイント駆動のサーボホーンの半径の大きい方はストロークが大きいので、比較的簡単な工夫で標識も一緒に動かせそう。回転角が90°と決まっているので、ゼネバみたいな歯車でもできそうだし、図の右のようにバネ(赤色)と、回転90°ストッパー(紫色)でもできそう。簡単といっても最後の調整(合わせ込み)を裏側でやることを考えると、サーボ2個で独立させて、細かい調整は電気的に行う方が良さそう。なにより無駄はあってもなんとか動くようにしたいと思うので、独立のサーボモーターでポイントはスライド状に駆動、これで進むかな。(2019.10.18)

ポイント駆動方法(接続かん風) レイアウト裏側の作業を減らしたいなあと思っていて浮かんだ案。トングレールを動かす針金をスリーブに通して軸方向だけに動くようにして直角に曲げて垂直に裏側に下ろし、これをサーボホーンに取り付けた小さな輪に挿して動かす。トングレールを実物と同じように水平に動かせ、裏側はサーボだけなので、いままでの案より良さそうに思う。サーボで駆動する位置が軸とずれているので、斜め下からトングレールを動かしている感じがするので、スリーブとトングレールでの軸方向以外の動きの制約には注意した方が良さそう。針金を黒く塗って、実物の接続かんのように見せられる。動きの制約をスリーブでなく、クランクみたいな方法(図中央)にしてそれらしい見掛けにするとか、アルミや真鍮板に穴を開けてスリーブと同じように横の動きを制約する方法(図右)なら加工が簡単かも。転てつ機標識も、同じように裏側はサーボモーターだけで、上面側でクランクから動かしている感じにできそうだ。半年経過してしまったが良い案を思いついて良かった。レイアウトのほこり除けのフタも、ポイントの振分改造も、目処がついてきたので、そろそろ仮配線できそう。新たな課題は、先日、手に入ったアンカップラーの位置、枕木下に置くタイプなので、仮配置して様子を見てみましょう。(2020.4.15)

フレキシブルポイント振分改造中 振分ポイントを準備中。フレキシブルポイントに加工したが、なかなか思ったように曲がらないので、ベニヤ板に曲げた状態で固定しておいた。曲がり具合は良さそうなのだが、緑丸の部分のトングレール端が固定レールと当たってしまっている感じだ。できるだけ動く角度が変わらないように、トングレールの辺りは枕木の間隔を変えないように枕木間を切り離していないのだが、トングレール回転中心のハトメの部分の枕木間を一ヶ所切り離していた。さらに曲げ易くしたくて、切れ目を追加したことで、より近づいてしまったようだ。このままぎりぎりまでしか曲げないで使う手もあるけど、通常のフレキシブルレールで分るように曲げれば左右レールの長さは変わるので、少しレールを切ってレール左右の長さを揃えるべきかとも思った。真鍮用の糸鋸できれいに落とせばと歯を買ってのだが、組み上がったままでトングレールだけを切るのは無理そうで固定レールも傷つけてしまいそう。そうすると取り付けてあるハトメを外してトングレールを加工、これならヤスリで端面を削るだけですむ、ビスで取り付け半田付け。そこまで本気で改造するつもりは無かったんだけど、どうするかな。小学生の時に師の石田先生が、半田付けが取れてしまったトングレールを修理してくれた時に、この一旦外して修理してから取り付けを私が見ている前でやってくれたので手順は知っているのだが、先生は真鍮車両を作るので半田付けは上手だったからなあ。仮配置してみて、当たりや隙間の具合を見てから、方針を考えましょう。(2020.5.8)

地表お試し 地面をどう作るか、手元にあるもので試してみた。昔から簡単な方法として知られているように思う方法の、紙ヤスリにアクリル絵具で着色したもの(写真右)、もうひとつはちょうど手元にあったお線香の灰をふるいに掛けた細かい粉を水ボンドで固定するもの(写真左)。実際の土をストッキングなどで細かくふるって使っている方もいるようなので。灰の粉が造成地の地面みたいでなかなか良い感じだった。紙ヤスリの方は、踏みならした通路や突き固めた道路などの感じ。灰の方は、写真の後で接着していない粉を落として水ボンドで上から固定したので最終的にはもう少しぼてっとした感じになった。(2020.5.8)

やりなおし地鎮祭 前回の地鎮祭のつもりがやり直しになっていて、先日やっと地鎮祭をできました。ちょうどしめ縄の紙垂(しで)を着けた日が、地元の神社のお祭りのしめ縄張りの4月25日(土)で、今年は新コロナで中止になってしまったので、期せずして模型でしめ縄作りということになった。昨年、入手したコマツのフォークリフトのお祓いもということで奥に停めてあります。せっかく作ったのでレイアウトのどこかで神社か、新築用地で活かしましょうか。(2020.5.6)

やりなおし地鎮祭 やりなおし地鎮祭
試しで作った地表の比較です。地鎮祭を少し俯瞰気味に撮ってみました。向かって左が灰、右が紙ヤスリです。(2020.5.6)

アルミ加工 ナイロン加工
地鎮祭も行ったので、仮配線して、第一目標のスローアクションのポイントを試作してみようと思う。地鎮祭前から少しづつ部品を準備。サーボの取り付けは、あとで位置を調整できるようにネジで固定することにして、アルミのアングルを製作。古いアルミシャーシの端材から切り出して。ものすごく久しぶりの工具で、大学生の時に使って以来のように思うので、40年ぶりくらい(笑)。ハンドニブラーはそのまま使えた、ホーザンすごい。中学生の時に近所の模型屋さんで購入、お小遣い基準だと高価だった。日本製はだんだん切れなくなるよと言われたが。ハンドドリルは油が切れていてそのままでは使えなかった。スプレー潤滑油があったので吹きかけて一日放置したら、少しキー音が出るけど使えるようになった。接続かん風の動作軸は真鍮線として、軸受けはナイロンが良いみたいなので、材料箱を探してみたら、靴下か下着を陳列して下げるときのフックがナイロンっぽいので、穴開けて切り出して使うことにした(緑で囲ったところ)。(2020.5.12)

軸受け仮置き 駆動方法(真下から)
接続かん風の駆動方式で仮組みしてみた、手で動かした感じは、けっこう良い。そこで、軸受けや、下に開ける長穴が線路の下の方が隠れて良いかなと思い、図のように力点が真下になるように変えてみることにした。が、しかし、どちらにしても動きが重い。軸受けの摩擦抵抗が多いようだ、力点が軸上に無く、かなり偏芯した状態で動かすことになるので、軸受けに軸直角の力が大きく働き、摩擦が増えているようだ。初めに手で動かしてスムーズだったのは、写真のように軸をまっすぐに近いままで動かしたからだと思う。(2020.5.12)

ポイント仮置き 駆動方法(直角テコ)
接続かん風の駆動方式は見た目は良いものの、動作がいまひとつだったので、そのひとつ前の斜め棒のなら、力点がスリーブ軸受けの軸上にあるのでスムースに動かせそうです。軸受けのところも、ナイロンならばアングル状のに穴開けてとか、真鍮線で輪とか、ラグ端子を使って電線を通す側の小さな穴を軸受けに使うこともでき、取り付け位置は台板裏側に直接で良さそうで簡単です。ただ、トングレールを斜めに押し引きするのが、気になるので、もう少し悩んでみました(笑)。最初の方の一番簡単そうな、サーボで扇状に動く針金でトングレールを直接動かすものは、サーボの角度変化が小さいのが気がかりで、さらに裏側の深さが少ないのでテコのようにサーボ側を支点から離しいて移動量を増やす構造も簡単ではないと思っていたのですが、斜め棒の方法をちょっと変えるだけで、テコを折り曲げたような図のような動かし方が可能なのに気がつきました。スリーブというか軸受けの部分は軸の回転を支える動作に、プラス少しの軸方向の動きと、少しの角度の変化を許すようにすれば良いので、図右のようにアングルに穴のようなものが簡単かなと思います。軸受け( = テコの支点)とレールの距離を適切な位置にするために軸受けを台板に直接取り付けるというわけにもいかないと思うので、斜め棒の方が裏の加工は簡単かなと思います。このどちらかで進めることにします。(2020.5.15)

軸受けナイロン加工 サーボも取り付け(裏から)
例によってシャツのプラスティック留めピンから、軸受けを作って、真鍮線を通してみました。先ずはスライド式で試してみることにして、レイアウト裏側に軸受けをネジ止めして、サーボも取り付け。アルミの金具やホーンの切り詰めはけっこうきれいですが、真鍮線はぐにゃっとなってしまいました。先に真鍮線を穴に通してから軸受けをネジ止めすればもう少しきれいにできたかも。まあ試しなので。 (2020.5.24)

配線図 サーボを取り付けたので制御ソフトを書こうと思う。ピン割付を決めたいので、全体のスイッチの数などを見積もり。その前に、駅の配線図を書いてみようと思う。タブレット閉塞、ポイントは現場扱いとして、そうは言っても模型なので転てつ機テコは実際には操作卓の近くに集中配置になるのですが。今のところ短小軌道回路は無しで考えているので、番号は本当は連番なのかもしれませんが、現場扱いの転てつ機テコ番号は21や51の方が分り易いので、そうしました。起点駅を左にして書くようなので、今までの図とは左右が逆です。せっかくマイコンでサーボの制御するので、信号機は一定時間経過すると自動的に定位に戻るように半自動みたいにしてみようかなと思います。操作卓には信号や転てつ機の反応器の表示もするつもりなのでそのLED用の出力も考えて。機突っ込み線の先は、工場引込み線につながっていて、構内入換えする想定にしました。使わないときはゲートが閉まっている工場の引込み線のイメージです。こうすれば、ここに荷役設備が無いホッパー車や石炭車などが居てもおかしくないという理屈で。図に有効長が入ってませんでした、ホーム長が54mくらいという見積もりでした。入換えの引き上げをするので、場内信号機までの距離は最低でも60mくらいは必要、プラス過走余裕距離ですが終着駅なので場内信号機は注意と停止だけなのですがどのくらいでしょう。まあ模型なので距離は真っ正直では入りきらないわけですけど。(2020.5.30) マイコンでポイント制御

万力ワークベンチ サーボモーター取り付けアングルの加工などいろいろ加工が多くなるので、万力の簡単なワークベンチっぽいものを作ることにした。万力は学生時代に購入したものがあるが、作業台として使っている机にしっかり固定できず、また部屋にあるので削りカスが床に落ちてしまうのでなかなか有効に使えないままになっていた。納屋にある古材が良い大きさなので、これで組み立ててしまおうと思い、昨日、良く洗って干しておいた。今日、長めの木ネジで固定。先日、自転車用に買ってきた油を差して、良い感じ。これなら楽に加工ができそうだ。 (2021.8.1)

バラストとフェンスネットに使えそう レイアウト製作で使えそうなもの 100 円ショップで入手。10月に年金事務所に行った帰りに寄って。いろいろなところで紹介されていますが、インテリアカラーサンドというやつで、バラスト用に良さそう。この日は黄色が手に入って、そののち別のところで灰色を見つけた。ローカルなので茶色っぽい灰色に塗るので良い色のが見つかったと思う。安くて良い。もうひとつは網戸補修シール、丸まっていなくてグラスファイバー製でしっかりできている、フェンスの網に良さそうだ。網目約 1.8mm なので 1/80 スケールだと原寸は 14cm くらい。 (2021.12.10)
自宅近くの金網フェンスを測ってみたのでメモ。支柱の高さというかネットの上端の高さは、約 1100mm ( 1/80 は 13.75mm ) でした。(2022.4.1)

サーボ取付けL金具 サーボの取付け、一個目はエイヤーで L 金具を作ってしまったがもう 3 個あるので寸法図を作っておくことにした。レイアウトごと裏返した図で、下がレイアウト地面の裏面。サーボホーンは二個目の穴で切落すと図のような寸法になるので、レイアウト裏側との距離は 3mm で、良い具合だと思う。巾は特に制約はないですが、一個目の巾は 12mm くらいでした。(2022.3.19土)

ほこり避けカバー レイアウトの置いてある作業台のある部屋は寝室なので、ほこりが多い。巾が合っている段ボール箱の上半分を加工してカバーを作ってかぶせているので、ほこり避けにはなっているのだが、写真で分かるようにビニールの上面からはあまり中が見えなくて、全体を覆うには大きくなってしまう。ずっと悩んでいたのだが、良い案がひらめいた。かまぼこ型の小型のビニールハウスみたいな畑の畝のビニールのトンネル掛けだ。針金を逆U字にトンネルのアーチ型にして、両側をレイアウトの縁に差す、これを両端と中央に 3 〜 4 箇所差して、上に透明ビニールをかぶせる。これなら、ビニールをめくれば簡単に使えるし、外したビニールを裏返しに丸めればほこりは外で叩けるし、針金は抜けるので見た目も邪魔じゃない。背の高いストラクチャーが増えても針金を作り直せば対応は簡単。針金はクリーニング屋さんで以前使っていたハンガーを伸ばして曲げれば使えそうなのでやってみましょう。これで安心して本格的に作りはじめられるかな。(2022.3.20日)

鉢底ネット採寸 続レイアウト製作で使えそうなもの 100 円ショップで入手。鉢底ネット角型、1m x 0.5m と大きく 200 円だが縦糸と横糸を溶着したような感じで裏表どちらから見ても違和感ない。100 円の小型のは裏側が平面で良くない。1/80 で使うには少し細かい感じだが、例えば図のように足付き 3 段でカットすれば高さが75cmくらいで、通路の仕切りや、ホームの手すり、構内の低いパイプ柵、さらに縦棒が上にとび出るようにカットすれば線路わきのコンクリートの柵のような感じにも使えそう。ちょっとヨレヨレしていて手抜き感が出そうだが、安くて簡単にたくさん作れそうなので、公園や広場や駐車場や池や畑などの仕切り柵で利用できそう。 (2022.4.1)

Lアングル3組 ほこり避けはビニールトンネル風で良さそうなので、先ずは台板を完成させることにした。残っていた駅前の部分。坂を上がって駅前広場に出るようにやや低く作った。高低差はオープントップでと思うが、もともと角材分しか高さが無いので底の部分をベニヤ板にした、そこだけ 16mm くらい低くできた。接着待ちに、ポイントサーボの残りの取付け L 金具の加工も済ませた。昨夏作った万力のワークベンチを初使い。とても楽にでき 3 組完成、廃材利用なので形が不揃いだけど見えないところだから。(2022.4.2)

駅構内通路位置 駅舎とホームを仮置きして構内横断通路の位置の確認、ポイントのところなので位置が限定される。バラスト前に通路の板を張る予定。次はポイントを裏から駆動する長穴の加工。台板をガリガリ削るので先に済ませておきたい。本線からの入り口側ポイントはすでに穴あけしているが、機回し側の位置を現物で確認。ギリギリの長さで計画しているので狭いが、接触限界間で 580mm(4640mm)、引き上げ線がトングレール端から敷地境界線までで 250mm(2000mm) くらい、ということにした。振り分けにフレキ改造したポイントなので道床に接着固定するつもりで位置の修正は難しいので慎重に。機関車付きの客車 2 両だと接触限界を超えてしまうが、機回し自体は可能なのでこれでガマン。あとバラスト前に作った方が良さそうなもの、車止めと線路わきの通路あたりが思いつく。(2022.4.3)
ポイント仮置き

かき回しながら乾燥 バラストの準備で、100 円ショップで入手したインテリアカラーサンド黄色に色づけをしてみた。ローカルっぽく鉄さびで赤っぽくなっているイメージにしたいので黄色でやってみることにした。同じく100 円ショップのペイント工作用水性の灰色、茶色、黒を混ぜて水でかなり薄めてから、カラーサンドと混ぜ、時々かき回しながら乾燥させてみた。数日で乾いて良い感じに染まるので使えそうな感じ。乾くと色が濃く黒っぽくなるので様子を見ながら茶色を増やしたりして何回かやってみた。(2022.4.8)
乾燥後のバラスト

仮で撒いてみた 仮で撒いてみた 着色したバラストを仮の線路に撒いてみた。ローカルの古い感じにしようと黒っぽくしたのは黒すぎた、油で汚れたようなところなら使えそう。仮のコルク道床は下塗りしていないのでもう少しイメージは変わりそうですけれど。(2022.4.9)

トングレール外した 削って組立て
バラストの着色の確認をしたが、ホームの下回りも道床と重なるだろうからバラスト散布はまだまだ先になるかな。それはそれとしてそろそろ路線の仮敷設。ポイントマシンの動作や、できれば開放ランプの位置の確認もしていきたいと思う。フレキシブル改造して振分分岐というか外方分岐にしたポイントのトングレールが当たるところを、まずは修正。トングレールを削ることにして、ハトメのカシメを緩める。一個目は修正がかなり必要で削るので外したが、二個目はレバー側のハトメは外さないで浮かせた状態で削ってみた。古いポイントなので、金属の接触部分はアルコールなどで拭いてさびや汚れを落としたり、壊れている犬釘部分もエポキシで修理しておく。緩めたというか壊したハトメは頭がモールドの中なので再固定は小ねじでと思っていたが手持ちの 1.5mm くらいのは貴重な感じなので、リン青銅線 0.6Φくらいのを L 字型に曲げて 2 本ハトメにはんだ付けして接触も改善しようかなと思う。(2022.4.12)

軸受けペットボトルキャップ加工 サーボ取付け(裏側)
ポイントを駆動するサーボの軸受けをシャツのプラピンを加工し、スライドする方法で先ず作ってみましたが、軸と取付けネジが支障するのと、テコシーソー式を試すには高さが低いので、二か所目の軸受けはペットボトルのキャップ半切りで作ってみました。(2022.5.12)
取り付けてみました。スライド式より軸受けのすべり摩擦が少ないからか動きも円滑な感じです。残りもこのテコシーソー方式が良さそうです。(2022.5.19)
長くなってきたのでページを改めます。続きは、すぐ下の「線路仮敷設へ」のリンクです。

| TOPページ | 線路仮敷設へ | TOP |