貨物引込み線の検討…いよいよ線路の仮敷設

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構想からかなり長くなりましたので、線路の仮敷設より新しいページにしました。きっかけは、引っ越しや仕事や体調で線路がバラック状態でちょっと走らせようと思っても大変で、そしてサーボモーターでのスローアクションポイント切替もやってみたくて、固定レイアウトの一部モジュールという感じなら扱いも楽だろうと、少年時代からの夢を実現させてみることにしました。


本線の直線線形確認しつつ配線
本線の直線線形確認しつつ配線
裏面のサーボモーターからのポイント駆動用の穴開け加工が終わったので、いよいよ線路の仮配置。先ずは本線の直線の確認、糸張って合わせてみました。(2022.4.30土祝)
流用したポイントはみんな短縮加工しているので図面とは若干ずれて、曲線部分はフレキシブル改造したレールを使って、現物合わせでひと通り線路を配置してみました。(2022.5.1日祝)
糸張りの様子 終端部分
糸張りの様子 終端部分

サーボモーター取付けました
サーボモーター取付けました
ペットボトルのキャップの加工をまとめて行い、残りのポイント駆動のサーボモーターも取付け。一個めの駆動もペットボトルのキャップのテコシーソー式にやり直して方式を揃えた。一個づつ動作確認。(2022.5.24火 晴)
その後デバッグ用の基板のサーボ出力を4個にして保護抵抗も付け接続できるようにしたが、コネクタの部品が足りないので全部の接続はその後にする。ソフトも4出力の作らないとね。(2022.8.21日 晴夕方にわか雨)
一個めに改造したポイントのハトメの部分の再固定も未だだった。うっかりしていた。

仮組駅舎を置いてみました
仮組駅舎を置いてみました
コスミックの駅舎キットを作りかけのままだったので、少し組み立ててみた。塗装を考えたいので途中までにしてある、屋根をトタン板風にしたいので目止めもしないと。駅前広場の前の地面は、台板を低くして高低差をつけられるようにしてあるが、そろそろ具体的にしようと思い、駅舎を置いてイメージしてみた。なだらかな坂道を上ってきた車が貨物線の方へ駅舎の前を通って行けるようにすると、駅舎は出発信号機の方へ寄せて、広場っぽいところは少し貨物ホーム寄りという感じ。立体的な地面の下地はスタイロフォーム薄板を等高線の立体模型みたいに積んでみようと考えていたが、融かさないで接着できるのか不安になってきたので、段ボール紙でやってみようと思う。(2023.1.24火)
窓など取付けたところ
窓など取付けたところ

段ボール紙でのり面
段ボール紙でのり面
段ボール紙を等高線で切って坂道や広場ののり面を作ってみました。厚さが 1mm くらいのがあったので数日前からこれを切って貼り付け、継ぎ目は最後に修正。(2023.1.27金)
張り付ける前
張り付ける前

客車で入線試験(Sカーブ)
客車で入線試験(Sカーブ)
仮配置の状態で入線試験。20m 級の客車 2 両で、Sカーブなど不具合ないか確認。イメージ通りなので一安心。久しぶりに車両を動かしたので楽しい、少し製作ペースが上がるかも(笑)。でもどの車両も古いので、通電試験はまだまだ先になりそうです。モーターや軸受けの油が乾いてしまっていたり、カプラーなどの接着剤が剥がれてしまっているものが多い。(2023.1.29日)
客車で入線試験(R860)
客車で入線試験(R860)

車輪内側がショート
車輪内側がショート
客車での入線は良さそうだったので、次に動力走行試験を試作中の凹型キヤでしてみました。レールをアルコールで拭いてから、メラミンフォームで研いて、まあまあ接触は良くなりましたが、ポイントのトングレール部の接触はちょっと不安定な感じ。さらにポイント通過時に車輪がショートして停車してしまうという不具合がありました。台車だけで様子を見てみると写真の赤丸の部分でトングレールと車輪の内側が接触してしまっているようです。片開ポイントを、フレキシブル改造で振分ポイントにしたのですが、トングレール部分は元のままなので間隔が狭くなっているようです。ラジオペンチ二本で挟んでレールを少し曲げてみたら何とか接触しないようになりました。走らせてみると、とりあえず大丈夫そうです。動くようになるとやはり面白く進捗しそうです(笑)。(2023.2.9木)
凹型試作キヤ無事通過
凹型試作キヤ無事通過

固定レール削って修正
固定レール削って修正
サーボでのスローアクション切替の動画をアップして一段落したので、製作の続き。機回し側の片渡りなど他のポイントも確認してみると、同じようなショートや、トングレールが固定レールより低くてタイヤが横から押されて反対側が乗上げて脱線したり、いろいろ不具合があり修正。動力車の向きもエンド交換して確認し、ひと通り単機では走行できるようになりました。うれしい。入り口のポイント21は本線側が短いので充分な確認ができないのと、次に客車や貨車を連結して確認もしたいので、本線側を場内信号機を設置できそうなところまで延伸するか、あるいは地面の下地の続きや駅舎など進めるか、あるいは動力車をもう一両動くようにしたいかなとか、どれからやろうかなと楽しく考え中。(2023.5.14日)
振分け改造で片渡りの部分
振分け改造で片渡りの部分

本線側配線図
本線側配線図
まだこの貨物駅セクションが仮配線でやっと動きだしたところなのに、本線側セクションを考えてみた(笑)。本線側のポイントで入換えをできるようにしたいので、作業台上の貨物駅セクションの横のオーディオラックの背中と壁の間に細長く場所があるので、そこに細長い形のセクションを作って、場内信号機を設置できそうなところまで本線を作れそう。問題は、ラックの後ろなのでレール掃除がやり難いことと、敷地が狭いので車両が脱線転覆した時にセクションから床に落下して大破する危険性があること。後者に関しては、壁側は山の急斜面っぽく高くして、オーディオラック側(手前側)は、柵や、落石おおいで落下を防ぎ、中央部はやや巾があるのでそのまま。ちょっと高低差とアクセントと思いダム湖の川面が線路すぐそばにある事にして、場内信号機は引き上げ長を考えると落石おおいの辺りになるので落石おおいを短めにして入り口に設置という、そんなイメージです。ラック後ろへのセクションの出し入れや、貨物駅セクションと接いだままで少し引き出せるようにセクション本線側をやや細目にして、まずは台から作って線路仮設ですね。(2023.6.8木)

本線側の台
本線側の台
角材にベニヤ板の端材を貼って台を作ってみました。写真は配線図と逆向きになってしまいましたが、ダム湖っぽくするところは角材の太さ分掘り下げて低くして、今日裏板を接着して一応完成です。(2023.6.22木雨)

落石おおい
落石おおい部分の断面図
山側の背面板の高さを見積ってみます。車両の転落防止目的で落石おおいを作れるようにしたいので、それに合わせた高さかなと思います。狭い敷地なので、例によって山の斜面と言ってもほぼ崖になってしまうのですが図にしてみました。落石おおいは、内側をほぼ建築限界くらいにして低めにしました。非電化規格です。山側の高さは1/80で800mmくらいですね。今年の夏は暑くて長かった。ただでさえ体調良くないのに家の片づけなどしていたので、模型の進捗はまた間が空いてしまいました。オーディオラックの後ろの設置場所の確認もしようと思っていたのですが。片づけも目途がついてきたし、涼しく(寒く…笑)なったので、そろそろ山側の板と道床やりたいと思います。(2023.10.6金)

山の背面板を付けました
山の背面板を付けました
背面板をつけてみました。ベニヤ板を切ったり、角材代わりに割りばしを削ったりして補強。接着して完成。やはりかなり絶壁です(笑)。次はコルク道床を貼り付けようと思ったのですが、駅側の台との接続方法を決めてそっちの加工を先にした方が良いかなとか、絶壁部分用の石垣の加工を先にしようかと思ったりしていたら、その後また作業が停滞してます。(2023.10.13金晴)

写真準備中
写真準備中
貨物駅セクションと本線側セクションの接続部が、やっとできました。体調が悪いと思っていたら尿管結石で腎臓が弱っていてその治療をしたり、娘の大学受験で出願やホテルの予約から受験、入学手続き、学生マンション契約、引っ越し、そして入学と、いろいろ忙しかったりして。そんなわけで久しぶりなので、まずは作業台の周りを片付けてから、14日に貨物駅セクションを床に下ろして、接続部の採寸、支障部分の確認、16日に本線側、17日に貨物駅側のボードードの裏側に角材を接着して、交互に差し込むようにしました。(2024.4.17水曇のち晴)

道床敷設
道床敷設
引き続き18日から、道床の貼り付け。カーブの向きに少しねじれているコルク道床があったのでこれを利用。茶色灰色混ぜたので線路下だけ塗装。細かい灰を混ぜてつや消しにできるのを先日確認したので、このやり方でつや消しにしてみた。(2024.4.20土晴ときどき曇)

川側の斜面
川側の斜面
ダム湖風の川側の斜面を、段ボールで等高線のように下地を作って、その上に木粉ねんどで作ってみる。やっとレイアウト製作っぽくなってきた。レールを仮置きして写真を撮ってみると、高低差が少ないので田んぼのあぜ道くらいの感じにも見えてしまうが、気にしない(笑)(2024.4.23火曇ときどき小雨)
段ボール重ねて下地
段ボール重ねて下地

ブロック擁壁
ブロック擁壁
壊れた洗濯ばさみがたくさんあるので、先の部分を利用しようと思ってため込んでいた。ケーブルトラフのフタとか、線路横の通路敷石とか、そういうイメージだったが、先が細くなっていて斜めなので擁壁のブロックに見立ててみた。段ボール重ねて下地を作っておいたので、そこに張り付けて 3 段まで作ってみた。(2024.4.29月祝晴のち曇)
材料の洗濯ばさみ
材料の洗濯ばさみ

石垣擁壁
石垣擁壁
山側の斜面が急なので擁壁が無難なので、石垣風のを作ってみた。木粉粘土を段ボールの下地の上に塗って、先の細い彫刻刀などで目地の部分をへこましてみたら、予想よりも良い感じでできた。(2024.5.5日祝晴)

岩壁そして色付け
岩壁そして色付け
ブロックを 4 段目など増やして積んだり、岩壁を作ってみたりして、色付けして並べてみた。下地の段ボールを等高線状に重ねると枚数が多くて大変かなあと思い、岩壁では井桁状に組合せてやってみたら逆に却って手間が掛かってしまい強度も弱くて残念な結果だったが、そのまま木粉粘土を塗って固めた。ちょっとオーバーハング風になってしまったがまぁ良いか(笑)。さらに石垣が案外簡単に作れたので、丸石積み風も作ってみて、色付け修正した石垣と並べてみた。(2024.5.16木曇のち時々晴)
色付けした石垣と丸石積み擁壁
色付けした石垣と丸石積み擁壁

段ボール紙で山の下地
段ボール紙で山の下地
山の斜面の傾斜が急な擁壁や石壁にしたところ以外は、土の斜面に草が生えているようにするので、下地を段ボール紙を重ねて作って、擁壁部分も組み入れて木粉粘土で塗って作ってみた。やはりあり得ない急斜面だけど、まあ仕方がない(笑)。(2024.5.18土晴時々曇)
木粉粘土で山の斜面
木粉粘土で山の斜面

斜面の下塗り
斜面の下塗り
斜面の下地の続きや、木工パテでヒビ割れの修正などを行ってから、草地の下塗りをしてみた。アクリル絵の具を水で少し薄めて使用。薄い色で心がけていたが、案外濃い目になってしまった。でも、このままでも良さそうな色の感じになって、道床の下塗りもしたので、イメージがつかみやすくなった。(2024.5.28火雨)

草素材など
草素材など
小学校の頃は割りばしを鉛筆削りで削って、そのままボンドで貼って、色付けして草っぽくしていたのを覚えています。ジオラマ用の草素材などもありますが、割りばし削って作ってみました。削ってからすり鉢で粉砕して、茶こしで篩い分けて、草や葉にする粗めのと、パウダーで使う細かいのにします。色付けして、草パウダーにしたり、土パウダーにしたり。パウダーは撒くときにも茶こしでふるうと、細かい感じにできそうです。すり鉢で粉にするのがなかなか体力使いました(笑)。(2024.6.1土晴)

山側に草パウダー撒き
山側に草パウダー撒き
パウダーを山の斜面に撒いてみた。水で少し薄めて中性洗剤を垂らしたボンドを塗ってから、茶こしでふるいながら撒いて、その上に薄いボンド水でそっと湿らせて。下塗りに比べると、色が薄めでのっぺりした感じになったが、まあ良さそう。マスキングしないでやったら丸石擁壁にボンド水が流れていて草パウダーで埋まってしまった。乾いてから取れるところは取ってみたがけっこう残ったままになってしまった。最終的には目地には所々草を生やしてと思っていたので、我慢できる具合だけど、その後の所はちゃんとマスキングしました。(2024.6.10月晴ときどき曇)

落石おおい
落石おおいの断面図
山の斜面がそろそろ、車両の転落防止を兼ねた落石おおいに到達しそうなので、具体的な案にしてみた。鉄骨で作るのはかなり手間がかかりそうで、ほこりの掃除も気になるので、コンクリート製で検討。トンネルになってしまうと見えなくて少しつまらないので、川側は明かり取りの窓穴を作るようにと思う。山側は馬蹄形のトンネル形状、川側は横圧を受ける必要が無いので、側壁を垂直にして、窓穴を直線で作り易く、作業通路も確保しやすくしてみた。(2024.7.2火曇一時雨)
仮の落石覆いをボール紙などで作って、車両との関係を確認してみた。ちょうど良いくらいだ。(2024.7.9火曇のち晴)
仮作り落石覆い
仮作り落石覆い

落石おおい(角落し)
落石おおい(角落し)の断面図
仮で作った落石覆いは車両との関係はちょうど良いのだが、レイアウトに置いてみるともう少し目立たないようにした方が良さそうだ。外側の角を落とした案を図にしてみた。そして側面のアーチ状の窓、実際は耐力を考えて窓は小さ目にするのだろうと思うのだが、内部が良く見えないと面白くないのでギリギリこれぐらいなら良いかなというくらい広めにしてみた。(2024.7.9火曇のち晴)
落石おおい
落石おおい側面

裏側から補強
裏側から補強
仮で作った落石覆い、大きさを見るだけのつもりだったが良い感じなのでそのまま作ってしまおうという気になって、お団子の竹串で裏から補強して、開口部の柱の側壁をマッチの燃えさしを角材代わりにして追加して、木工パテで少し整えてみた。(2024.7月後半あたり)
落石おおい(角落し)
落石おおい(角落し)

落石おおい下塗り(裏側)
落石おおい下塗り(裏側)
暑い夏でした。腹痛や目が良くなかったりで体調崩していたり、真夏の庭の水撒きや草刈りなど、他にも用事があって、模型作り滞っていましたが再開。落石おおいは、内壁を貼り付けて、柱の裏側も塞いで、古いコンクリートっぽく木粉ねんどでかたちを整え、細かくふるった灰を混ぜてつや消しとジェッソ風にしたダークグレーのアクリル塗料で下塗り。(2024.11Eから12月あたり)
落石おおい下塗り
落石おおい下塗り

貨物駅と反対側の山の斜面
貨物駅と反対側の山の斜面
落石おおいの貨物駅と反対側の口の山の斜面は、等高線のような段ボールを重ねる方法はけっこう大変で、形状も単純なので、骨紙に段ボールを貼って下地にする方法にしました。TMS に載っている骨板に金網を貼る方法を簡略化と軽量化した様な感じです。下地は全部 1mm 厚の段ボールで、木粉ねんどで仕上げました。アクリル絵の具で下塗り。落石おおいの下は加工し難くなるので、そろそろ線路まわり。最終的にはバラストを撒くとしても道床の色を少しはまともに塗り直し。レールも準備、使いそうもない 24 インチの曲線にしていたフレキシブルレールがほどほど良い長さなので金工用の糸鋸でカット、断面が変形しないのこの方法はお勧めです。(2025.1.9〜21)
下地の骨紙 下地を貼って 木粉ねんどで仕上げ
下地の骨紙 下地を貼って 木粉ねんどで仕上げ

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