松戸電車区の73系

エメラルドグリーン帯の103系1000番台が配属になったころの1972.1.3、松戸電車区を見に行きました。その時は気が付かなかったのですが、写真を見直していると２扉車の改造らしいサハ78が写っていることに気が付きました。屋根端が半流タイプでステップがふたつ付いています。妻面窓も無いです。サハ78の種車はサロハ46かサロ45だったそうですが、他の写真にサハ78017という番号が写っているのでこれが車番かもしれません。そうだとするとサロハ46009→サロハ66009→サハ78017です。

中央が通常の73系の妻面、右に少し写っているのが上の写真のサハ78です。もう少しサイドが写っていればと思うのですが、車端部の窓は２段窓のようです。妻面の雨どいも違うようです。これでは見えませんが、ウインドシルにもリベットがあります。

おまけでクモハ73です。前面窓はそのままで、前照灯埋め込み形。

おまけ２、クハ79です。前面窓傾斜、前照灯埋め込み形、最終のタイプで、このデザインは101系に引き継がれました。

おまけ３、DT17型台車。床下なので暗くて肝心なところが良く見えないのですが、この台車は軸箱の上に天秤棒、その上の二列のコイルバネが軸バネになっている数の少なかった台車です。この写真でも天秤棒のあたりまでは見えると思います。