富士山一周(御殿場線、身延線)

富士山一周の鉄道の旅をしたいと言うと、行こうかということになった。御殿場線など、父もいろいろ思い出があるのかもしれないし、身延山は母の信仰する日蓮宗の総本山ということもあったかも。当初は日帰りの予定で出発。(1971.5.2〜3)
国府津駅 国府津駅ホーム 東海道線の普通で国府津へ、扇形庫はあったはずなのですが記憶がなく残念です。出発前のスカ色73系です。電化し電車化したが、ホームが列車ホームの高さなので和服の人は乗り難そう。この4ドアの国電で山北へ。
山北駅 山北駅ホーム ホームでの写真は、構内が広い感じで、かつての名残を感じます。昔は峠用の機関区があったところで蒸気機関車が展示されていたり、側線に電車が停まっていたり。
山北の電留線の電車で 山北の電留線 当時は、あまりきびしくなかったので側線の電車の前で写真を撮ったりできた時代だった。御殿場線で沼津へ向う。レールの減り具合が違うようで、音と揺れが変わる。レール表面を良く見ると、幹線で使ったレールのお古を左右逆にして再利用しているところもあるようで、そういうところはタイヤの接触面積が少ないようで円滑だ。途中、眠くなりながらも運転席の後ろに立って、裾野あたりをしっかり見ようとしていたのだが、だんだん足が痛くなってきて。沼津に着いて、東海道ローカルで富士へ向う。
西富士宮ホーム回送の電車の前で 西富士宮駅ホーム おそらく電車の本数は少なかったんだろうと思う。西富士宮行きの区間電車に乗った、これが楽しみだった旧型の国電、スカ色の塗りわけ。ドアがふたつでロングシートなので、車内は長い感じがする。西富士宮に到着し、本線に引き上げてから側線に留置という入換え。回送の前のドア閉めをバックに記念撮影。後から来た甲府行きで身延へ。
身延駅 身延駅 ここで夕方になって、一泊。翌日、身延山へ。
甲府駅ホーム 甲府駅ホーム 富士山一周なので帰りは甲府から中央線。甲府駅は旧駅のホームのようで側線に貨物も停車中、塩山行きは球形通風器の関西型の国電。

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