1984根室標津

1984.7.31(火)、二回目の北海道の家族旅行なのですが、できるだけ鉄道で移動しました。根室標津に宿をとり、翌日トドワラ、尾岱沼、昼食のお寿司屋さんがおいしかったです。「ゆっくり食べていきな、バスが早発したら○○バスに文句言ってやるから。」早発しちゃったら目的地にたどり着けないんだけど(笑)。その日、早起きして駅を撮影。「懐かしい駅の風景」というすばらしいページに啓発されて、似た感じに無断で書いてみました。
ホームに停車中のDC ホームに停車のディーゼルカーを、中標津側から。根室らしく霧がかかっています。写真をクリックすると大きくなります。
中標津方面を見る 中標津方面に、振り返ります。出発信号機2基と、奥に場内信号機。ポイントは現場扱いでしょうか、除雪や工臨が無ければ、本線に倒したままでいいのでしょうが、平時の動作確認は必要ですね。冬の積雪があるので、信号機のワイヤーは空中です。
場内信号機辺りを拡大 場内信号機の辺りを拡大してみました。出発信号機横に3の立札が見えます。ポイント横の柱の黒い箱は鎖錠装置でしょうか。線路の上方にワイヤーが3本みえますけど、信号ワイヤーなのでしょうか、高さが低すぎるような、なんで3本なのか、私には良く分りませんが。
終点方面を見る 終点方面に、ホームを進みます。列車停止標識、車止めがあってここが終着を実感できます。錘付きのポイントですね、2線目は反位になってますね。撮影時には気付かなかったのですが、草に隠れて転車台があったはずで、残念です。小学館の「北海道690駅」(昭和58年4月基準)にも載っていますし 、現在も大切に保存されているとのこと。転車台へのポイントの転轍機が他の転轍機のように草の中に見えても良さそうなのですが、確認できないですね。本線以外の車両接触限界標識が写っていないですが、中標津側の設置位置をみるともう少し内側で画角外なのだろうと思います。転車台の先の線路はかつては機関庫を突き抜け、その先に車止めがあったようです。一枚目の停車ディーゼルカーの写真はよく見ると、人が押して回す転車台のバーが草の中に見えているような気もします。
ホーム上のテコ 本屋ホーム上のテコ扱い所です。ワイヤーは上に上がって空中で、場内、出発の信号機に向かいます。向かって左から、1(緑色)場内、3(赤色)出発、5(黄色)出発。
構内配線図 構内配線図 小学館の「北海道690駅」(昭和58年4月基準)の配線図を基に、写真を見ながら構内配線図を想像してみました。なにぶん素人なので、怪しいですが、ご勘弁を。転車台の線路とポイントは確認できませんでしたので破線にしてあります。出発信号機5はどの線のなのかわかりませんが、雪の日に撮られた写真で、転車台につながる一番外側の側線に雪の無いものがありました。
開業は昭和12年、駅舎は昭和42年に建て替えられたとのこと。昔の写真では、ホームにDC、2線目にC11、3線目に貨車が停車しているものもありました。

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