1984糠平

1984.7.29(日)、根室標津と同じ二回目の北海道の家族旅行(できるだけ鉄道で移動)です。然別湖に泊まり、この日の行程は、バスで糠平駅へ行き帯広、池田、足寄からバスで宿泊地の阿寒湖畔。「懐かしい駅の風景」というすばらしいページに啓発されて、似た感じに無断で書いてみました第三弾。といっても役に立ちそうな写真は2枚だけです。
ホームに停車中のDC 帯広方向です、停車中のディーゼルカーと駅名標を入れて。ダム湖ができるので移転した新駅で、駅の前後の取付きはカーブしています。奥の建物は側線の車庫で、かなりきれいで立派で長いです。島式ホームで、列車が停車しているのはそのときの上り本線です。士幌線の終点は十勝三股ですが、糠平から先は代行バスになってしまっていたので、この駅が実質上の終点です。
帯広方面を見る カメラを少し右に振って前に進みホーム端から線路方向。見えませんが左側にダムでできた糠平湖があります。停車している線にはDD14の雪掻車警標(かな?)があります。出発信号機が2基あります、向かって左側が背が高くてこの線の出発ですね。場内信号機は右にカーブした先で見えません。一番右の線は本屋に貨物ホームがありますが、現在は保守車両用だろうと思います。構内配線がわかるのは残念ながらこの二枚だけです。上下本線の分岐はスプリングポイントのようです。上り方のスプリングポイントなので下り本線が定位がだろうと思います、拡大してみてもあまりはっきりしませんが。
構内配線図 配線図です。北海道690駅(1983年)と前面展望ビデオ(1986年)も参考にしました。十勝三股方面の出発信号機は×印で使用中止になっていて、その手前に列車停止標識が設置されています。ビデオでは列車が到着したのは下り本線でした、先ほどの写真ではこれから発車する列車は上り本線に停車しています。転線するのでしょうか。この駅の先は「休止」なのでいろいろ事情があるのかもしれませんね。検索してみると両線にディーゼルカーが停車している写真もありました。車庫には十勝三股方からしか入れませんので、ポイントは活きていると思います。転線するのなら列車はそのまま前に突っ込んで、逆行すればスプリングポイントで上り本線ホームに出ますね。車庫が長くて立派だと思ったら、もしも列車が駐泊するとしたら冬の北海道では車庫に入れる必要があるのかと思ったりもします。時刻表を見てみると、始発は上り発車6:10、下り到着7:59なので下りが到着する前です。最終は上り20:45、下り到着20:35、ですが下りは一本多く上士幌21:07止まりがあります。また上り下りが交互ではなく同一方向が2本続く時刻もあるので、単純に折返しではないようで、分割併合しているか、2編成が停車しているか、回送があるか、どれかでしょう。ホームから駅本屋への通路は、北海道690駅では図と異なり帯広方の駅端スロープを降りて斜めに横断して本屋でしたが、検索した写真は十勝三股よりのホーム側面スロープを降りてでした。
サボ 時刻表です、夜の上士幌止まり731Dは、上り最終730Dの上士幌の停止時間が長いので併結して帯広に戻ると考えるのが良さそうですね。糠平始発722Dはどこから来るのかですが、早朝に帯広から回送するのはちょっともったいないような気もするので気になります。
サボ サボです、ディーゼルカー側おまけです。糠平-十勝三股代行バス表記です。
駅舎 駅舎です、これもおまけです。旅の記念写真です。廃駅になってしまったので載せておきます。良い車窓だったと思うので、観光に鉄道が活かせれば良かったのになあと思います。糠平温泉への道で、駅がきれいに俯瞰できるところがあったようで、ここで写真を撮れたら楽しかっただろうなあと思います。
トンネル入口の中継信号機 中継信号機です、第6糠平トンネルの帯広方で糠平駅場内の中継です。発車した帰りの列車がトンネルを出たあと車内から振返って撮影したものがありました。拡大しているので見難いですが、停止現示になっています。トンネルと駅の間はずっと左カーブで、トンネル糠平方の少し先に場内信号機があります。
足寄駅ホームテコ扱い所 足寄駅ホームの信号扱い所、さらにおまけです。池北線も廃線になってしまいました。池田からの列車を降りると、松山千春の家があるとかで夏休みの観光客でにぎわっていました。やはりワイヤーは奥から上に上がって軒の下を通っているようです。拡大して読んでみます、向かって左から、2(青色)上場内、4(緑色)副(?かな)場内、7(緑色)三上出、5(赤色)二上出、3(上出発)、?(?)下場内、赤色の引いてあるのが下出発でしょう。柱には、よんかくの通標仮置場。北海道なので爽やかでしたが、バスへの乗換えで日なたを歩いているとちょっと暑かったです。三セク時代は立派な新駅舎だったそうです。

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