ST管5球スーパー   (5球スーパーなら13号機かな)





2013(H25)-08-10 4球スーパー の性能が悪いので実用的な5球スーパーに改造しました。

このシャーシの変遷
1 2002年ころ ハイgm管試験用シャーシ
2 2010(H22)-07-02 高周波増幅付き他励型超再生受信機 このラジオは失敗しました
3 2011(H23)-10-24 C同調IFTを使ったGT管ラジオ  
  2013(H25)-05-31 周波数変換管をロクタル管7S7、検波増幅管6ZDH3Aに交換
4 2013(H25)-07-04 4球スーパーラジオ 
5 2013(H25)-08-11 ST管5球スーパー (5球スーパー13号機)


【写真 下左】 4球スーパー 残念ながら4球スーパーは実用性はありません。
【写真 下中】 
【写真 下右】 当初このシャーシの整流管は5MK9だったのでケミコンを移設して12Fにします。
4球スーパー 4球スーパー



【写真 下左】 この6ZP1はナナオオンキョウ NN-551 に付属していた真空管なんだが、とんでもないことに
【写真 下中】 使い回しのシャーシなので配置が不満。電解コンは仮の寝床でガマンしてもらいます
【写真 下右】 







猛暑なのでヒーターが点かなくても鳴りますか 投稿者:管理人の竹内 投稿日:2013年 8月14日(水)08時44分27秒  


  先日作ったST管5球スーパー(その前に作った4球スーパーは実用性が全く無いので普通の5球スーパーに作り変えました)の音量が下
がる症状に気がつきました。作業台で聞いていますのでボリュームを上げれば充分な音量なので良いのですが、しばらくすると大音量に戻
ります。

 一応鳴っているので電圧測定をしましたが、いささか不自然さはあるもののバラツキの範囲と納得しつつ真空管を見ましたら6ZP1のヒータ
ーが点いていない?・・・・。でも鳴っているよ。

 下の写真で明るいのは6ZDH3Aと12F。12Fの下が6ZP1。もちろん鳴っている時の撮影です。

夜間見ると6ZP1のヒーターが電池管並みの暗い暗赤色に点いています。真空管ソケット、真空管ピンの接触不良やハンダ付け不良ではあ
りません。叩いてもショックノイズはでません。ST管でよかったです、これがメタル管やロクタル管だったらどうなることやらです。
【写真 下左】 
【写真 下中】 
【写真 下右】 
あれ!、音が小さくなってしまった 6ZP1のヒーターは暗赤色




2013(H25)-08-20 【試聴】 感度、音質・音量とも満足です。


5球スーパーは

◎1 感度、音量、音質もなんら不満はありません。
◎2 取扱いも容易です。
◎3 真空管はもちろんコイル、バリコン、IFTが標準規格化され修理も容易です。
◎4 回路も簡潔で無駄が無く標準化しているのでメーカーが違っていても回路図無しで修理できます。
◎5 真空管の動作も許容範囲が大きく少し位部品が違ってもかまいません。

強いての欠点は回路での特徴が出せずケース、キャビネットでしかライバルメーカーに差をつけられなかった位です。