1987清水沢(石勝線夕張支線、三菱鉱業大夕張鉄道)

1987.6.14-20、梅雨のない6月の北海道へ。今回は石炭貨物を中心に、留萌、滝川、歌志内、上砂川、芦別、赤平、夕張など。19日(金)の午後に清水沢駅へ行き、三菱大夕張鉄道の列車と車両を撮りました。南大夕張より先の廃線跡は、夕張シューパロダムの完成でその後かなり水没してしまったそうですが、これを書いている2017年時点では南大夕張駅跡の保存車両などは修復され大切に保存展示されているそうです。
沼ノ沢構内の石炭貨物 沼ノ沢駅で石炭貨物を見かけたので、停車中に車内から窓開けて撮りました。石炭満載のセキが11両が機関車を待って停まっていました。少し揺れたらこぼれそうなくらい一杯に積んでいますね。
清水沢構内の発車前の石炭貨物 清水沢構内の発車前の石炭貨物。
清水沢発車の石炭貨物 13:00腕木式信号機の腕が下がって、発車して行きました。
河畔を行く三菱大夕張鉄道の列車 夕張川河畔を行く三菱大夕張鉄道の列車を南の対岸から。虫が多いのでムシペールを塗って待つ、貨物の108レ、107レはウヤ、15:30ころ清水沢への4レが客車だけで来た。逆光で距離もあって、いまひとつだったけど撮れて良い記録になりました。
清水沢駅の3軸ボギー客車 清水沢駅に停車中の列車、日本で一両の乗ることのできる3軸ボギー客車スハニを撮りました。セキとの混合列車でこの車両に乗ったのは、以前の訪問の時でしたが、混合列車なのでスピードは遅く、3軸ボギーの乗り心地の比較はできませんでした。貴重な体験を逃してはならじとジョイント音を傾聴して、タタタン、はしっかり確認できました。屋根のストーブの煙突が北国らしいです、冬夏で違う定員の表記も。事務所を覗いて見てみると、104レ、103レがウヤ、沼ノ沢と清水沢発着の貨物列車はそれぞれ一往復づつで、さらに単機や重ウヤなど、かなり縮小されている感じでした。その後これを書いている時に調べて分かったのですが、翌日の6月20日が大夕張鉄道の石炭列車の最終運転だったとのことで驚きです。ファンがひとりもいなかったのは貨物の終了日が知らされていなかったからか、平和な時代だったからなのか。帰りの新夕張駅発16:22の追分行きは、学生さんで車内はいっぱいだった。

| TOPページ | TOP |