南淡路国明休暇村(シーサイド)オートキャンプ場

更新日2001.1.5
渦潮と海と釣りで淡路島を満喫
8月1 から 3日
オートサイト AC電源 5,500円
チェックイン13時
チェックアウト11時

  明石海峡を渡って、淡路島に入る

   やっとの思いで設営したテント

明石海峡大橋を通過して、道の駅で休息をとりながら夜明けを迎える。橋の大きさと淡路島と本州の近さが不思議だった。慶野松原海水浴場に着いたのは朝の5時、地元の人たちが海岸で清掃をして帰っていくところで、車内で仮眠をとる。駐車場は9時にならないと開かないので、隣の海水浴場を視察してきたが、五色浜海水浴場は岸壁にあり駐車場はまだ開いていない、観光客は多そう。新五色浜県民サンビーチは浜茶屋1件の玉砂利の海岸であった。慶野松原は全国渚100選に選ばれただけあった、松原は見事。7時には子供が待ちきれず、海岸にでてみた。遠浅で、すぐ横にはキャンプ場があり、関西ナンバーの車が並んでいた。トイレは掃除されており特に問題無し。9時になるのを待ちかねて入場(駐車料金800円)、替えを済ませ、荷物を持って海岸へ直行したが、海にはクラゲがいっぱい。さすがにでかい、これでは入るに入れず、諦めてキャンプ場にあるプールへ向かうことにした。
 途中、丸山海水浴場というところがあり、道路沿いに更衣室とトイレがあり海岸もきれいだった。しかし、誰も泳いでいないのでそのままプールに向かった。途中鳴門大橋の下を通って景色は最高だった。
 国民休暇村のプールはオートキャンプ場の隣にあり、テントからプールにそのまま直行できる。
しかし、外来者はホテル横の駐車場に止めて、送迎バスで行き来しなければならない。1時間に1本が標準で、待ちきれずにすごい山道(車では2ndがやっとの傾斜)を子供を連れて歩いている人たちがたくさんいた。オートキャンプに来たと告げても、まだ10時すぐのことであり、1時まで待てといわれた。この後プールを終えて、フロントに12時30分にいくと、すでに当日者は入れてもらっており、キャンプ場で受付をしようとすると目当てのサイトには車が止まっていた。
 プールは、青く、きれいで、小さいながら良かった。なによりも、すぐ外は海、行き交う船を身ながら、塩のにおいの中で、楽しい時間を過ごした。結局4日のうち3日はこのプールで過ごす。
 さて、受付を済ませて、サイトを決めようとするが、狭いために決めかねていた。(事前の調査で決めていた 5番 のサイトは確かに広く、狙っていたが前泊の人が使っていた。考えることは皆同じ)昨年とは違って 今年はタープを新しくした。組み立てが簡単そうであったが 敷地は多く必要となるタイプで、グラフ用紙の上で70uの中にやっとテントと押し込めていた。当日は風が強く、テントとタープを建てるのに海に近い方は大変だろうと、すこし、陸の方のサイトで比較的広そうな、3番にした、。これから地獄のような2時間が始まった。
 車から機材を降ろすまでは、風が涼しく感じられた。ドーム型テントは普段であれば、一人で簡単にふくらみペグを打って終わりとなるところだが、ポールを通しただけで風にあおられる。子供を座らせ、やっとの事でテントの形にはなるがペグを打つのに風にテントがあおられる。すかさず、重い荷物を詰め込んで飛ばない程度にはなった。風の方向にさからわない様に固定して、とりあえずペグを打つ。
次はタープの番だが、ポールを通して広げようとすると敷地が足りないことに気づいた、しばし呆然とする。仕方ないのでヘキサタープをとりあえず建てることにしたが、強風によりポールが曲がってしまった。仕方ないので今日のところはタープなしで我慢することにした。
 アイスクリームを食べながら、隣のサイトの様子を見ていたがやはり家族総出で苦労の上げく何とか設営していました。この風だから仕方ないよといいながらも、残念であった。
 1時間ほどしても風はやまない。周りができたのだから我が家もがんばらなければいけないということになり、ここで子供たちを配置させ、一気にテントの移動とタープの設営を終えることができた。

テントを設営しながら、桟橋に目がいく。ここを訪れるキャンパーのほとんどが釣りの支度をしてくる。今年のキャンプから我が家もさびきを中心とした仕掛けで、バケツ、竿と、リールを一つの荷物にして積み込んできました。タープ、テントの設営が一段落した後、子供はプールへ。私はすぐさま、この海岸に釣り専用で用意されているつり桟橋へと向かった。炎天下でもここには一日中人がいる。ゆっくり釣りを楽しむにはぴったしである。えさのあみブロックと冷凍えびは売店で手にはいる。イソメなどはあらかじめ手に入れておいた方がよいでしょう。三日間で、四回海に竿を垂れ、そのたび違った餌で満足のいく釣りを楽しんできました。詳しくは、釣りのページに掲載してあります。グレをつり上げ、お昼に刺身でいただきました。隣のサイトでは、大きな鯛を釣った子供がいました。唐揚げのあじ、あじとサバと石鯛の干物美味しかった。

  海とプールと魚たち

温泉は本館にあり、海を眺めながゆっくりと疲れをとってきました。キャンプ場全体としては、こじんまりとしていて対応も親切で申し分ないと思います。ただ、ランドリーが少ないのは長期滞在者にとっては不満の残るところでした。サイトがもう少し広ければ・・・と思いましたが、満足のいくキャンプを楽しんできました。

 

見所2日目は、渦潮見物にと咸臨丸という昔の帆船を改造した船で人気があります。出航時刻に会わせて出かけてやっとの思い到着すると乗船する人数が少なくこの時間の船はキャンセルとなりました。仕方がないので、とりあえずONOKOROに出かけることにして咸臨丸は大潮の時間(14時)に合わせることにしました。ONOKOROへは高速で移動し、かんかん照りの中ミニチュアワールドや遊園地で楽しんできました。とにかく暑い、アイスやジュースを飲みながらの見物。お土産をしっかり購入してONOKOROを後にして高速をとばして咸臨丸へと急いだ。昼食はハンバーガーとして、時間ぎりぎりで間に合った。やはり人気の船だけあって、乗船者は多い。2時間の渦潮見物、大鳴門橋は昨日間近に見たが、下からの眺めも絶景であった。やがて、遊覧船は渦潮の中へと入っていく。あちこちに渦巻きができており、潮の流れの速さにびっくりさせられる。子どもたちも青空の中の白い橋と青い渦潮は記憶に残ったみたいです。

キャンプ場に返ってまた釣りをする。

   


 
やっぱり渦潮 大鳴門橋とマッチ

3日目はゆっくり過ごそうということで、午前中は子どもたちはプールに、私は釣りにとのんびりと過ごし、午後近くの阿万海水浴場に出かけた。なんと水が冷たいのです。さすがの子どもたちも入るのを嫌がっていましたが、おそるおそる入って水遊びをしてきました。この周辺に今年オートキャンプ場ができたことを帰ってきてから知りました。このあたりの海水浴場は、更衣室とシャワールームが用意されており、シャワーが有料といったパターンでした。ちなみに男子用は故障中で、水道の水を体にかけてきました。駐車場は無料で数軒の売店がありました。端の方でアサリを捕っているグループがいました。3時間ほど泳いで、鮮魚を買いに丸山海岸にある魚彩館で買い物(4000円相当のさざえと、キス、焼き魚、刺身用の魚)。夜はバーベキューでおいしく頂きました。

 刺身がおいしかった

4日目は移動のための片づけがあるわけですが、風のない中の撤収は非常に楽で、すぐに終わりました。それと、行き先が非常に近いこともあって気分的にも楽でした。方向的にはもどる形になりましたが阪神大震災を保存した野島断層の保存館に出かけてきました。昨年までは無料だったのが、横に住宅の中を保存したコーナーができ、有料となりました。子どもたちにもことの重大さが理解できたようで、記憶に残っているようです。


 
大震災の傷跡があちこちに残っています。
この辺はアナゴの焼き物が有名で、道ばたで焼いているにおいと煙が香ばしかった。予定通り大きめな焼きたてを4枚買って、海岸で頂きました。子どもたちもおいしいおいしいとあっという間に終わってしまいましたが、昼食代わりには充分でした。あの味はいまだに覚えています。ちなみに帰ってきてウナギをおいしくないと子どもたちは食べようとしません。

 

 

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