引田町大池オートキャンプ場

             更新日2001.1.5

金比羅山を上って おいしい讃岐うどん と ボート遊び
8月4 から 6日
オートサイト AC電源 4,950円 2日目以降3,200円
チェックイン 14時
チェックオウト 10時

  
快適なテントサイト 夜には蛙の大合唱

青空の中、吸い込まれるような海峡をまたぐ大鳴門橋を渡っていよいよ四国に入る
鳴門ICから一般道国道11号線を走る。途中梨の販売がありハウス物8個1500円で買いましたが、車中で子供たちに半分食べられてしまいました。引田町に近ずくにつれて鮮魚の販売店があちこちにありました。
キャンプ場へは予定通りの時間に到着し、早速テントタープの設営にかかりました。南淡路国民休暇村と比べるとサイトは広く、隣との間はソテツの木で遮られており、雰囲気も十分でありました。テント、タープの場所選びも苦労することなく、流しの上にヘキサタープまでセットできました。
 実はこのサイト G はこれから3日間過ごした感想として最高のサイトであったことが翌朝わかりました。2月に予約したためかと思いました。あさ、5時には朝日が昇ります。テントやタープの生地ではまぶしく、暑くなり人が皆外にでてきます。(これが普通なのですが)朝食の用意も、食事もすでに前回になった太陽の下でしなければなりません。この G サイトはなんと、一番東寄りにあります。すぐ横は道路と用水路になって夕方から朝までのウシガエルには悩まされますが、二日目には慣れるでしょう。その向こうは、小高い山になっていて(推定10m)、我が家のサイトには 7時過ぎまで日が当たりません。これだけでうれしくなります。
 引田町社会福祉センター(BアンドGの設備)で翼山温泉に入りました。温泉プールがあり、持ってくれば良かったねと子供は残念そう。6時ぴったしに入ったため割引で得した気分。ゆったりとのんびりとつかって、食堂で手打ちの讃岐うどんを味わう。(今回4つの店でうどんを食べましたが、この温泉の物が一番こしがあり、おいしかった。)クーラーの利いた中で、熱いうどんも格別。休憩所は地元の人が思い思いに食事持参できていました。キャンプ場に戻り、それぞれの夜の部が始まりました。子供たちはトランプ大会、星を長めながらの一時。 
 のんびりと引田町大池オートキャンプ場の1日目が終わろうとしています。
 実は今回のキャンプでは、新しい設備・装備として 3つ用意してきました。その3つとも非常に便利に使うことができ、用意してきて良かったと思いました。
 まず一つ目は、例年車中に足下に置いたクーラーボックス2つの代わりに 保冷ボックスを購入しました。ツインバード製で2電源タイプ、容量18リットル、最低―8℃ から 最高60℃ まで設定可能。冬のスキーをにらみ思い切って持ってきました。氷を作る暇はなかったのの、ビールを冷やしたり、刺身を保存したりと非常に役立ちました。また、なにより荷物の容積が半分になり車中がすっきりしました。
 二つ目は、先に登場した 一体型のタープです。枠のポールさえ通せば、基準になる側のシートをペグ打ちして、後は広げるだけ。最初は試行錯誤しながらですが、慣れればワンタッチ気分です。思っていたより、中は広く使え、日差しも8枚あるシートを独立して開閉できるのであらゆる方向に対応できること。なによりこれまでのメッシュタープに比べ丈夫なことと使い勝手の良さに満足しました。
 3つ目は、朝起きると背中が痛く、6泊は心配だった悩みを解決してくれました。最近、エアーベット、エアーマットをよく販売店で見かけ、どんな物かと思案していたところ、今までよりはいいんじゃないという発想から、購入計画を立てました。ベット型は空気の量が多く、仕上げるのに時間がかかります。まして3つ、4つとなると大型のコンプレッサーが必要になります。人間の手押しポンプで、適当な時間で設営できること。穴が開いた際にすぐに対応できること。荷物にならないこと。以上が条件としてあげられました。予算があれば、自動的に空気がはいるタイプが欲しかったのですが、断念し、スポーツ店を片っ端から周り市場調査した結果。比較的多くの種類をおいていたアルペンで購入しました。今回は2種類を選びました。波形に縫い目があり空気を入れるとしわしわが膨らんでいき、高さ5センチ横90センチ長さ180センチになり(空気を入れる前は250センチほど)吸入口と排気口が分かれている物。一人用として一つ。。。
しわしわが2つの部屋に分かれていて、一方が破しけても他方は大丈夫なタイプ、吸入と排気は一つの弁、伸ばしたサイズは横だけダブルサイズの物。2頻用として二つ。。。
いずれも使い勝手は良かった。ポンプの時間は3分程度で問題はなし。ところが、収納は暑い日差しの中汗をいっぱいかきながら体を使って鳴門巻きにして空気を寄せそれをポンプで排気する。さすがに3つたたむとぐったりします。日が昇る前に済ませましょう。全体として、ぐっすり寝ることができ、助かりました。
  
こんな格好で上ります。傘と杖  
 2日目は四国の目玉にした 金比羅行きです。来年には開通しているであろう高松道を横目に、渋滞の中高松市内を抜け一部高速を使いながら琴平町を目指す。後で考えたのですが、一般道を来た方が早かったようです。駐車場に止め、帰りの土産を約束して、ナップを背負い、傘と杖を貸してもらい。お遍路さん気分。ウリトラマンは早速ぐずっている、あつい、おなかが痛い、アイスを食べさせるとあっという間に全開。階段を二つとばしで駆け上がり、余裕を見せている。石段の数ははっきりしないが、我々が数えた数よりも脇に書いてある数の方が多い。斜面も換算していると思います。本殿まで、休憩1回で汗をかきながら到着。この間1時間弱。さらにこの先に奥社?があります。前回は時間がなかったので写真だけ撮って、すぐにおりましたが、今回は、子供ひとりと奥を目指す。最初はなだらかでみんなくれば良かったねといいながら余裕もあったのですが、水平距離もさることながら石段が葛折りに続く。あそこが最終かと思えば、曲がるとその先に100段丘の石段が目にはいる。ただ幸いなのは、両側の所木に日が遮られ、涼しいことだけ。登り急ぎ足で25分到着しました。眺めはいい訳ですが、一部の方向しか見えない。宮司さんに伺ったところ、この脇の道をあがると山頂にでられるとのこと。そこまでいく人はまずいない、帰りはさすがに早い。5歳や6歳の子供がなにも知らずにあがってきます。10分で到着。本殿には湯茶が用意され、麦茶6杯、水2杯いただきました。帰りの石段はあっけないくらい快調に足が進み、お目当ての 讃岐うどんを食べました。1件目では物足りず、隣に入り直しましたが昨日のが一番良かった。おみやげを購入、丸金のうちわとしょうゆ豆。帰りは、せっかくだからと大回りして、川之江JCTから徳島道をゆく。思ったよりも険しい山地で、暫定片側1車線も納得できました。吉野川沿いを下り、一般道に入り引田を目指す。早速温室育ちのブドウが目に入り、一山買って食す。あっという間になくなったのはいうまでもないこと。徳島・香川県境周辺には 元祖 たらいうどん とあり、おなかいっぱいながらそそられました。
 この日は、昨日みてきた鮮魚店にまっしぐら。水槽の中には伊勢エビから鯛、生きたアワビやサザエ。さて今日は何にしようかと焼き魚用にと適当な魚を指さすと、店主これはカワハギでさしみにしなさい、肝は小さく切って醤油がいいといってくれました。肝なんかどうでもいいと思いながら、カワハギを刺身様におよしてもらい、みそ汁様にあらまでつつんでもらいました。サザエと大アサリ、別のお客が生きたアワビを交渉していたのを聞いて、冷凍のアワビを購入し、ベラと数匹の魚を購入。
 当然夜はバーベキュウー。炭をおこし、アワビとサザエと大アサリを焼く。どれもそれぞれにおいしかったが、おすすめは次の二つ。カワハギの肝・・・ 絶品 アボガドの魚版、甘くてとろけるおいしさ。機会があればいただきたい。(ちなみにこのカワハギは養殖物)子供は気持ち悪がっていたが一口食べるとその味の虜になっていた。二つ目はなんといっても アワビ 焼いて細く切って味を付けると 最高の一品 舌触りと 口に残る独特の味。おいしかった。
 3日目は終日ゆっくり、午前中は、すぐ横の田ノ浦海水浴場。適当に波があり、ぷかぷかと半日を過ごす。クラゲを退治しながら、砂で遊んだりして真っ赤になりました。午後は、このキャンプ場の売りの一つでもある大池で野遊びカヌーもあったわけですが、子供を考えるとちょっと心配で、ボートに乗ってそんなに大きくない池を炎天下こいできました。この池は養殖用の池で海水を引き魚を養殖しています。夕方、フリスビーで遊びキャンプ最後の夜を迎えました。温泉に入り、駅前でうどんを食べ、夜を迎えました。
 最終日、朝から晴天の中。7時過ぎに朝食をとりました。すでに、タープは畳んであり、日陰を求めてサイトの中を移動しながらこんなのもいいよねといいながら、ゆったりした時間に浸りました。
  
瀬戸大橋を渡って、本州へ
 さて、撤収、サイトが広い分。なにをなってもうまくいく。みんなで頑張って1時間ほどで終了。
 あとは、帰るだけ。瀬戸中央道を渡り、大島で休憩、写真撮影、四国に別れを告げて、高速を乗り継ぐ。昼間にも関わらず、渋滞らしい渋滞には引っかからなかった。その分、雨に泣かされた。集中豪雨に何度もあいながら帰宅、一週間の楽しいキャンプが終わりました。

 

 

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