バスケットコイル、スパイダーコイル


Ver1.0 2008(H20)-09-07




バスケットコイル

2012(H24)-10-03 バスケットコイルを巻いてみました。
メーカー製のアンテナコイルのインダクタンスに合わせるため測ってみました。
 L-Cメーターの測定周波数が不明ですが、測定値は半分位の値になるようです。
トリオ 5S-Lの規格表では205μH、L-Cメーターでは110μH(以下単位はμHです)
ミズホの高1コイル(430pF用)205  〃      109
  〃      (340pF用)205(430pFと同じなので誤植かも) L-Cメーターでは154
中国製のスーパー用(コア有) 規格不明です  L-Cメーターでは190

 
【写真 下左】 参考書は昭和6年発行でバスケットコイルの作り方。自作した巻き枠。高1コイルの左側がリッツ線。
【写真 下中】 ミズホ製高1コイルにインダクタンスを合わせます。
【写真 下右】 厚さ5mmのベーク板にスペーサーをネジ込みます。
         左の小口径用 径は50mm 9穴も右の大口径用 径は65mm 19穴 (今回は9穴)
準備
メーカー製コイルに合わせます
ジグにスペーサー







【写真 下左】 学研ラジオ(3球電池管ラジオ)のリッツ線を巻いてみました。
【写真 下中】 手持ちL-Cメーターで測ると413μHでした。この後コイルが型崩れしないように木綿糸で縛ります。
【写真 下右】 木綿糸で養生してからスペーサーを抜いてコイルを外します。
巻き終わり
インダクタンスの測定
小口径側







【写真 下左】 小口径のコイルはエナメル線で巻きます。この状態でのインダクタンスは95μHです。
【写真 下中】 外側のリッツ線コイルをプレート側、内側のエナメル線コイルをグリッド同調側にしてみます
【写真 下右】 ディップメーターで動作確認してみました。コイルを透明プラ板で補強します。
二次側のインダクタンス測定
木綿糸で縛ります
デイップメーターで試験







スパイダーコイル
2012(H24)-10-07 バスケットコイルを巻いてみました。

スパイダーコイルは後日カソードタップ型再生(オートダイン)ラジオをつくれるように巻数で1/4でタップを出しています。
【写真 下左】 スパイダコイルの巻枠は秋葉原ラジデパ3Fシオヤ電気で購入しました
【写真 下中】 土台のラジオを入札中・・・・(意外と楽に落札できました)
【写真 下右】 一次コイルを内側に巻きます。二次コイルを巻く前にたこ糸でスペースを確保します。
材料
ネットオク画面
巻枠に1mmの穴開







【写真 下左】 二次コイルを巻き始めます
【写真 下中】 二次コイル巻き終わりました。インダクタンスを110μHに調整します。
【写真 下右】 L金具と中継ラク゜を付けます。
二次コイル巻き始め
インダクタンスの測定
完成