構想と間取り 




2×4(ツーバイフォー)工法 『枠組壁工法』とも言います

 2×4工法の2×4は2インチ(約50mm)、4インチ(約100mm)の板材を基本として、204、206、208、210.、212のサイズを使います。
 建物の"地震力"と"風圧力"、"ねじれ耐力"は"耐力壁"で耐えますので柱はありません。
  柱を使う従来工法を『軸組工法』とか『在来工法』と言われます。

【写真 下左】 築38年の今の住宅の1階小屋裏です。奥の明かりはVVFで仮設してあります。
【写真 下中】 206の垂木です。青い印字は製材所の記号(?)と中心線です。構造合板の打付けに使います
【写真 下右】 204の屋根板受材です。中心線がはっきり見えます。
           1階小屋裏は1.5間(2.7m)なので"転び止め"は左端と軒先にあります。外国産材木はヤニが無いと聞いていましたが38年経つと出ます。






2018(平成30)年
【写真 下左】 解体前です。 右側が自宅です。
【写真 下中】 解体後です。
【写真 下右】 数年前の大雪です。積雪は1m30cmです。

解体前 解体後 数年前の大雪





【写真 下左】 プラ板で間取りとおりの模型を作ります。動線や換気のイメージがつかめます。
【写真 下中】 1階です。1回2階とも2×4工法(枠組壁工法)なので耐力壁で変更になります。
【写真 下右】 2階です。右上の階段室の隣が工作室兼パソコン室です。







2018(H30)-01-23 間取りが決定しました。1階 施工92.74m2(25.10坪) 2階面積59.61m2(18.06坪) 合計152.35m2(46.17坪) 施工面積157.36m2(47.59坪)
                      
【間取】 間取ソフトで間取案を考えます。

1 2×4工法は決定しています。今の住宅も2×4工法で建てました。寒冷地なので2×4工法が良いです。
2 田舎なので昔は南側の日当たりの良い部屋は二間続きの座敷にしていましたが座敷は北側です。
   三十数年前建てる時も『座敷、床の間、床柱は不要です』と話しましたらお施主さんは東京から来たのと聞かれました。
   最終的には和室と簡易な床の間を付けました。
3 屋根はシンプルな切妻です。
4 1階テラスはサンルームです。私とカミさんの意見が一致した唯一の点です。寒冷地では保温効果が抜群です。
5 玄関ポーチの目隠しは隣家のリビングと並ぶためです。




【参考写真】 工務店経由で潟jチハで作ったバース図です。

【南面】 庇がありません。昔は庇が付き物でしたが当地のはやりは庇がありません。



【西面】 玄関ポーチの開口部(目隠し)が抜けています。

 2階の出窓の部屋が私の部屋です。その左の小窓がパソコン室になります。
  2階のベランダはカミさんの強い要望で私の部屋を削りました。




【北面】 左手で窓の向いが私の家になります。勝手口も田舎ではあります。



"間取"は住宅の出発点です。

1 今の住宅の欠点や問題点を解消すべくいろいろ考えましたが、今(本体工事が進んだ翌年の4月)にして思えば不満な箇所があります。
2 ベースとする間取りはサンケイ出版のすまいの設計別冊『住まいの間取り1000』(1978年発刊)を40年ぶりに取出しました。
   この本は40年前、今の住宅を作る時に購入したもので20坪から80坪ほどの間取例が掲載されています。
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【写真 下左】 
【写真 下中】 
【写真 下右】 












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