ラジオ部品や用語の説明



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目次

真空管 真空管の写真




電源トランス 電源トランスの写真




シャーシ









































名称 働き又は作用   
 

1 抵抗 @ 電圧を下げる                (関連項目 電圧降下、消費電力)


A 信号を取り出す。              (関連項目 負荷抵抗)


B 回路に流れる電流を制限する。     (関連項目 保護抵抗)


C 回路と回路の結合を避ける。       (関連項目 デカップリング回路)






W数(ワットすう)により流せる電流=抵抗の両端の電圧 が制限されます。 発熱に注意


カラーコード 抵抗値、誤差を色の組合せで表します。印刷ではできないどの方向からも読み取れます。


 カラーコードは抵抗の本体に3から5本の10色の帯で規格を表示しています。


 慣れないと識別に苦労しますので、入手時に子袋に入れるなり、メモをしておきます。


単位は Ω (オーム)です。kΩ、MΩも使います。





可変抵抗器 音量調整(ボリューム)や音質調整に使います。




2 コンデンサ @ 信号を取り出し、次の回路に伝えます。


A 真空管を動作させる直流電圧を除去し信号だけ伝えます。


B 不要な成分をアースに落とし、回路を安定にします。


C コイルと組合せると、[共振] という特異な働きをします。






コンデンサには [耐圧]の規格があります。当然、使用電圧は耐圧以下となります。


 コンデンサは熱に弱いとして扱うが無難です。


コンデンサにも種類があり、使用場所で使い分けが必要です。


 高周波回路、中間周波回路にはセラミックコンデンサなどを使います。オイルコンデンサは不適当です。


 低周波回路(音声回路)はどれでも使えます。

可変コンデンサ バリコンです。

バリコンの写真






電解コンデンサ 大容量が得られますが、+・−の極性を厳守します。 


 金属ケースに複数の素子を入れたブロックコンデンサもあります。


単位は F (ファラッド) ですがラジオで使うのは μF (マイクロファラッド)、pF(ピコファラッド)のものです。


キャパシタンス(容量)表示は数値表示のの、単位が無く数字だけのものもあります。


 3桁の数値で表すもの 例えば103は0.01μFとなります。カラーコード表示もあります。


抵抗と同じように入手時はっきりさせておくことが大切です。




3 コイル ラジオでは使う数は少ないですが重要な働きをします。

コイルの写真 コイルは稀に"高周波トランス" とも言われます。


 "トランス" の名のとおり一次側巻線と二次側巻線の組合せになります。


 巻線が一つのものもあります。中間タップ付きもあります。


 "チョークコイル" はコイルが一つのものです。


コイルは通常能力表示はありませんが外観で見当がつきます。


インダクタンス(誘導性)の単位はH(ヘンリー)です。ラジオではμHが使われます。





同調回路 コンデンサとコイルの回路は"共振"という面白い作用をします。


ラジオ受信で同調ツマミをまわしてコンデンサの容量を変えて放送電波周波数に共振させます。


驚くことに、100倍もの増幅作用もあります。


 コイルのインダクタンス(L) とバリコンのキャパシタンス(C)で受信周波数に共振させます。

 共振(同調)周波数    fr=1/(2π√(LC))   (Hz) の関係になります。

 50年ほど前、ラジオ関係事業者が統一規格にしましたのである程度互換性があります。
  ただ、統一規格化後も若干の差があります。並四ラジオまでならあまり気にならないですが、スーパーになると
注意が必要です。
 
 部品単体での規格は同じでも、配線の影響を大きく受けます。複雑なラジオでは部品配置、配線の引き回しは経
験が必要です。






シャーシ アルミ製のシャーシは加工が容易でお勧め。


 大型ラジオ、通信機型受信機は鉄製を使います。市販ラジオも全て鉄製です。


穴開きの既製品を使えば面倒なシャーシ加工はわずかですみます。


 





電源トランス 変圧器と言います。


ラジオの真空管を動作させる電源となります。


[A電源(昔の電池式ラジオではA電池といっていました)]ヒーター点火用の6.3V、数Aの大電流を供給します。


[B電源(回路図では+Bと表されます)] 必ず直流で、250Vもの高圧です。


























































同調回路 (共振回路、タンク回路とも言います)

 コイルのインダクタンス(L) とバリコンのキャパシタンス(C)で受信周波数に共振させます。

 共振(同調)周波数    fr=1/(2π√(LC))   (Hz) の関係になります。

 50年ほど前、ラジオ関係事業者が統一規格にしましたのである程度互換性があります。
  ただ、統一規格化後も若干の差があります。並四ラジオまでならあまり気にならないですが、スーパーになると
注意が必要です。
 
 部品単体での規格は同じでも、配線の影響を大きく受けます。複雑なラジオでは部品配置、配線の引き回しは経
験が必要です。