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２００回以上使用してへたばった
リチウムポリマー電池（以下リポ電池）で発火実験を開始。 |
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良く言われている過充電状態での危険性テストとして
充電器の設定を間違えた場合を想定し
ニッカド電池の充電器で実験しました。
充電電流は４Ａ前後で充電開始です。 |
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電池は２００４年２月に購入したＥ−Ｔｅｃ１２００
ｍＡ／３セル。 電池容量は１２００ｍＡです。
本来は１Ｃ充電で１．２Ａ程度で充電開始されるところを、４Ａで充電しているので３倍強の過電流充電状態。
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さて誰の手だろう？
みんなで恐る恐る電池に触ってみました。
１０００ｍＡｈ程度の状態では電池は暖かい程度。 |
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１５００ｍＡｈ程度入力した状態でそろそろ膨らんできた。
定格容量の１．２５倍（＝１５００mA／１２００mA）過充電状態。 |
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なにやらパチパチ音がしてきた。 |
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そして・・・・・。
プシューと音を立てながらガスが噴出。 |
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一気に・・・・・・。 |
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発火！
爆発開始です！ |
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中身が右側に吹っ飛びながら激しく燃える！ |
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ますます激しく燃える！！ |
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外側は左側に吹っ飛びます。 |
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なにやら飛び散っている。 |
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右側が中身。
左側は外側。
発火し始めてからここまで１秒程度。
瞬間的にこれだけの火力が発生する。
怖ろしい！！ |
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外側は他のセルも燃えています。 |
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置いた場所から、中身と外側がそれぞれ反対方向に５０ｃｍ以上吹っ飛びました。
もしこれが、自宅や車内で発生したら。。。。。
置く場所に注意しただけでは駄目なことが判りました。
吹っ飛ばないように箱に入れないと駄目です。 |
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外側の燃え殻。 |
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こちらは中身の燃え殻。 |
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過充電状態での結論
１．過充電では爆発的に発火する → 設定ミス防止にはリポ専用充電器でフールプルーフ対策する
２．外側と中身は別々に吹っ飛んで燃える → 箱に入れて閉じ込めることが必要
人間はいくら注意をしたつもりでも必ず間違いがあります。
もしも、もしも、万が一、間違えた時でも、最悪事故にならないように対策を考えていきましょう。
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さてここから安全対策 |
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最初はこれで安全だと思いこんでいた。
ジャムの瓶で蓋をロックしてたのですが・・・・・・ |
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リポ電池にはショート対策で自動車用のミニ２０Ａヒューズを入れました。
もっと小型で良い安全機構がないかなあ。 |
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ミニ２０Ａヒューズの拡大状態。 |
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土鍋に入れて。。。。。。 |
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それをステンレス製の郵便ポストに入れて。。。。。。
郵便ポストを新しくしようと買ってきたけど、
いつの間にかリポ電池の保管箱になってしまった。
しかし、発火実験をしたらこんなもんじゃ役に立たないことが良く判った。 |
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カインズホームに行って使えそうな物を物色。
ありました、ありました。
鉄製の蓋がしっかりとロック出来る工具箱と、ちょうど中に入る鉄製の小物パーツ入れ。 |
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電池の大きさに合わせてアルミ製の防火壁を作り、電池を隔離できるようにしました。 |
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３種類の大きさの電池に対応出来るようにしています。 |
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万が一の発熱/発火時の断熱と運搬時の電池ホールドを兼ねて、内側に石綿を貼っています。
ホームセンターを探し回り、やっと塩尻市のアックスオークサであんか用の石綿を見付けました。
もしかしたら、２０年後にはアスベスト被害者になってるかもしれません。 |
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内側のパーツボックスの蓋を閉めて
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ |
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外側の蓋を閉めてロックすれば、一応２重のBox構造で安全では・・・・・・と思ってます。
発火実験はもったいないのでやっていませんが。
電池保管用に耐火金庫を使っている人もいます。 |
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充電時に充電器の配線ミスをしないように充電器Boxを製作して使ってます。
自動車や家の中でも充電器が散乱しないので結構便利。 |
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リポ充電器はアパッチ製のリポ電池専用充電器を６個使用。
人間はいくら気を付けていても必ずミスをするので、リポ電池専用充電器を使用しています。 （自分がミスし易いだけかも・・・・・）
コネクターも電池容量により種類を変えて接続ミス防止も行っています。
充電時の親電源は１２Ｖバッテリーを使用していますが、インドアで体育館等でも充電できるようにスイッチング電源（１２Ｖ・２０Ａ）も組み込んでいるのでどこでも充電可能。
スイッチング電源は松本電子部品で掘り出し物を３２００円でＧＥＴ。 |
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使い古しのリポ電池の処分方法は・・・・・・
大きな声じゃ言えないけど・・・・・・飛行場で焚き火の中に投げ込んで燃やしています。
熱として使っているからサーマルリサイクル？？ |
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