飯沼飛行士記念館 (東京〜ロンドン飛行で世界記録樹立)


 日本の航空史上不滅の光を放ち、壮大な夢とロマンを実現した豊科町出身の飯沼正明飛行士の偉業を讃えるため、
豊科町民をはじめ、全国の賛同者、豊科町、朝日新聞社のご支援で、120年を経た飛行士の生家に建設されました。

 昭和12年(1937)4月6日、午前2時12分4秒、飯沼正明操縦士(当時26歳)、塚越賢爾機関士(当時38歳・群馬県)
搭乗の純国産機 『神風』 号は、国を挙げての声援に送られ立川飛行場を出発、4月9日午後3時30分(英国時間)
歓声の渦巻くロンドン・クレイドン飛行場に到着しました。
 全行程 15,357Kmを、低翼単葉、翼長12m、機長8m、最高時速500Km/h、航続距離2400Kmの性能を持った
三菱重工業、名古屋航空機製作所製作による 『神風』 は、94時間17分56秒で飛行し、日本最初の航空世界新記録
樹立に成功した。
 実際の飛行時間は51時間19分23秒という、当時としては驚異的な世界記録で飛行し、大西洋横断飛行を成し遂げた
リンドバークと共に、世界的な名パイロットとして称賛されると同時に、日本の航空技術の名を高めた。 

 その後、日華事変、太平洋戦争となり、昭和16年12月11日南方作戦に従軍中散華、29歳の生涯であり、太平洋戦争
開戦3日目に戦死するとはあまりにもいたましい限りです。

                                           <飯沼飛行士記念館パンフレットより抜粋>

右側の白壁の建物の中に
飯沼飛行士の業績を讃える記念品や
当時の新聞等が飾られている。

左側の母屋は築後120年になる
飯沼飛行士の生家です。

ちょっと見にくいですが、記念館の地図です。

豊科町と穂高町のR147の中間付近に
あります。

豊科インターから15分程度です。

館内の内容は、管理者の豊科町教育委員会に許可を頂いてから 
  掲載する予定ですので、しばらくお待ち下さい。

館内で販売されていた、『神風』のプラモデル。
もう製造していないので希少価値がある。
      300円なり。

同じく、館内で販売されていた、50年前の
紙製の 『神風』。
これも、かなりの希少価値。
      200円なり。

上のプラモデルと合わせて、
そのうち組み立てます


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