2008.12.08 改良縦笛ミニコンサート & ピアやまがた慰問コンサート

掲載がちょっと遅れました。 ゴメンチャイ。

師走を迎え、皆さんいろいろと忙しいのでメンバーが集まるか心配でしたが、

参加可能なメンバーで午前中に改良縦笛ミニコンサートのお手伝い演奏と

午後は毎年一度は訪問させて頂いている特別養護老人ホーム 「ピアやまがた」 で慰問コンサートを行いました。

午前中    改良縦笛ミニコンサートお手伝い演奏  

 

於:山形村トレーニングセンター ふるさと大ホール

お手伝い演奏と聞いて事前練習していたのですが、当日会場で改良縦笛ミニコンサートが始まり、やっと理解しました。

山形小学校の荒井先生が手の不自由な子供たちが使えるリコーダーの改良・普及に長年にわたって取り組んでおり、その改良縦笛で演奏するミニコンサートでした。

 

演奏曲目

 1.人生のメリーゴーランド (左写真の子供達)

 2.さんぽ

 3.パフ

 4.アンデスの祭り

 5.威風堂々

 6.信州大学教授がいろいろな縦笛を使ってクラシックを演奏

 

子供達の縦笛が聞こえるようにバックで小さな音でお手伝いさせて頂きましたが、最後に信州大学教授のお話しの中で縦笛とバンド演奏が上手くマッチしていたとの事で誉めて頂きました。

(ボカシ処理を入れています。子供達は生き生きとした表情で演奏しているので残念です。)

 

感動しました!

 

本人は笛の穴を押さえるだけで精一杯なので、縦笛は保持具で固定しています。

出せる音階だけ吹き、クラスの子供達が一緒に協力して演奏しています。

 

他にも数名が演奏しました。

皆さん不自由な事など微塵も感じさせず上手な演奏です。

 

私達は何か不足した事があると、それを口実に言い訳しながら逃げようとします。

しかし、子供達に教えられました。

不自由だから可哀想だと思うのは我々大人の一方的な見方です。

 

とにかく子供達はそれを乗り越えて生き生きとしているんです。

 

この改良縦笛ミニコンサートに参加させて頂き、

困難があっても乗り越えるんだ! 乗り越えられるんだ!

という大きな勇気を頂いてきました。

 

実は写真を見ながら当日の感動した様子を思い出し、涙流しながらこのページを作っています。

小学校では3年生から、リコーダー(縦笛)が正課として扱われています。ところが、生まれつき手指がなかったり、麻痺してよく動かないなど、手指に障害をもつ子供たちは、いくつかの問題にぶつかることになります。
そうした手指に障害のある子供たちも使えるリコーダー「改良笛」を、荒井先生は、仲間たちとともに、障害の状況に合わせてつくり、広げています。
手指の不自由な子供たちも、笛の穴の位置を変えたり、穴を周りを抑えやすく削ったり、笛の穴を金具で簡単に塞げるように改良することで、クラスのみんなと一緒にリコーダーを楽しめるようになるのだそうです。そのことは、子供たちにとって、工夫すれば自分にも色々なことができるという自信につながっていきます。

      「SBCラジオ 里枝子の窓 公式サイト」 から文章を借用させて頂きました。

 

午後    ピアやまがた慰問コンサート

知っている曲を口ずさんだり、手拍子を打って頂いたり、皆さんに楽しんで頂きました。

歌っているのが聞こえて来るので演奏冥利につきますね。

演奏曲目

 1.青い山脈

 2.レトロ歌謡曲集

    (宮さん宮さん、オッペケペ、ああ玉杯に花うけて、美しき天然、カチューシャの唄、ゴンドラの唄、東京行進曲、上海帰りのリル、私の青空、君恋し、アラビアの唄、東京ラプソディー、リンゴの唄)

 3.木管アンサンブル  見上げてごらん夜の☆よ

 4.金管アンサンブル  旅愁

 5.     〃      埴生の宿

 6.北国の春

 7.津軽海峡冬景色

 8.時代劇スペシャル (銭形平次・水戸黄門・暴れん坊将軍)

 9.アンコール ふるさと

曲目紹介は典義さんが行います。

会場には子供の頃にお世話になった方も居て和やかな雰囲気で進みました。

 

前列の人達で木管アンサンブルを演奏中。

人数が少なかったのですが良い演奏でした。

今度は後列の人達で金管アンサンブルを演奏中。

まあそこそこ良かったかな。

この最前列のお婆ちゃん達にとても楽しんで頂きました。

今回はパーカッション部隊が2名。

若者コンビでちょうど良いかも。

やまがたウインドアンサンブルは演奏だけではなく、歌も上手いんです。

トランペットの古Yさんが自慢の喉で 「北国の春」 を熱唱。

会場の皆さんも一緒に歌っています。

皆さん師走でいろいろと忙しい中ですが、なんとか都合を付けて参加しています。

 

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