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ExcelはCSVを開くとき、自動的に

数値と判断 → 先頭の「0」を削除

「2025-03-04」などを日付と判断 → 書式を変換

してしまいます。
これはセルの「表示形式」が
「標準」だからです。


✅ 解決法①:
「データ」メニュー→
インポート機能を使う(最も確実)
手順(Excel 2019)

Excelを開き、空白の新しいブックを開く。

上部メニューから
[データ] →
[外部データの取り込み] →
[テキストまたはCSVから] をクリック。

読み込みたい CSV ファイルを選択。

「テキスト インポート ウィザード」
が開きます(または自動プレビュー)。

区切り文字が「カンマ」
になっていることを確認。

「次へ」を押す。

各列のデータ形式を設定:

電話番号の列を選択 → 「文字列」を選択。

他の列は「標準」でOK。

「完了」→
「既存のワークシートに配置」で読み込み。

✅ これで「09012345678」などの
先頭0付き電話番号 も、
日付に化けず、文字列のまま保持 されます。


✅ 解決法②:
「.csv」を直接開かず、
最初にExcelを起動してインポートする

CSVファイルを「ダブルクリック」すると
Excelが勝手に自動判別してしまいます。
ですから:

❌ ダブルクリックで開く → 自動変換される
⭕ Excelを先に起動 → [データ]→
[テキストまたはCSVから] で開く

これが最大のポイントです。


✅ 解決法③:拡張子を「.txt」に
変更して開く(簡易テクニック)

もし毎回ウィザードを出したい場合:

CSVファイルを右クリック →
名前の変更 → 拡張子を .txt に変更。

Excelで開く。

「テキストインポートウィザード」が自動で出るので、
電話番号列を「文字列」で読み込む。


✅ 解決法④:CSVを既に
開いてしまった場合の修正法

もし0が消えたあとでも、
次の手順で再生可能です。

問題の列(例:電話番号列)を選択。

メニュー → データ → 区切り位置 をクリック。

「区切り位置指定ウィザード」が開く。

「区切り文字なし」→「次へ」→「次へ」→
「列のデータ形式:文字列」を選択 →
「完了」。

→ これでその列が 文字列化されて
0も復活(再入力不要)します。


✅ 補足(Google連絡先からのCSV)

Google Contacts の CSV は、
列見出し行に "Phone 1 - Value"
のような文字があります。
この列を「文字列」で読み込めば完璧です。
Excelが自動変換しないので、
「0」や「+81」などもそのまま残ります。


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chie2.html(tvm)
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