ステロイド外用薬の使い方

使用回数
1日2〜3回で使用を開始します。症状が改善してきたら同じ薬剤で治療する場合、次第に2回/日、1回/日と減量していきます。

種類
乳児・幼児は吸収が良いので、ランクの低いステロイドから使うことが望ましいと言われています。

使用場所による注意の必要性
1. 右の表に示すように場所により吸収率に差があります。そのことを考え吸収率の高い場所には弱めのものを使いましょう。
2. 場所により使いやすい剤形を利用しましょう。例えば髪の毛の多い場所にはローションやゲルタイプを使いましょう。

使用法による効果の違いを理解してください
単純塗擦法:そのまま皮膚に塗る方法です。
重層法:ステロイド塗布後、その上に保湿剤を塗る方法などをいいます。
密封包帯法(occlusion dressing technique; ODT):ステロイド塗布後空気との接触を断つため密封包帯をする方法です。
この中でODTが最も吸収が多く、効果も大です。
<部位別経皮吸収率>
部位 経皮吸収率
頭皮 3.50
前額 6.00
頬部 13.00
背部 1.70
腋窩 3.60
前腕屈側 1.00
前腕伸側 1.10
手掌 0.83
陰嚢 42.00
足底 0.14
足関節 4.20

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