喉頭アレルギーについて
| 喉頭アレルギーについて |
| 喉頭アレルギーの診断基準 |
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スギ花粉症の典型的な症状といえば、くしゃみや鼻づまり(アレルギー性鼻炎)、目のかゆみ(アレルギー性結膜炎)だが、のどのかゆみ、イガイガ感、咳嗽といった咽喉頭症状(喉頭アレルギー)も少なくないことが最近の研究でわかってきた。
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| (下記の1を訴える場合は、3〜9はすべてを満たす。1を伴わず2だけの場合は4,5,6の項目は不必要) | ||
| 1 | . | 喘鳴を伴わない3週間以上持続する乾性咳嗽 |
| 2 | . | 3週間以上持続する咽喉頭異常感(痰のからんだ感じ、掻痒感、イガイガ館、チクチクした感じの咽頭痛など) |
| 3 | . | アトピー素因を示唆する所見(注1)の1つ以上認める |
| 4 | . | 鎮咳薬、気管支拡張薬が咳に無効 |
| 5 | . | 明らかな急性咽頭炎、異物、腫瘍の所見がなく、とくに喉頭披裂部に蒼白浮腫状腫脹を認めることがあるが、正常所見のこともある |
| 6 | . | 肺機能検査が正常 |
| 7 | . | 胸部レントゲン、副鼻腔レントゲンに咳嗽を来しうる異常所見を認めない |
| 8 | . | ヒスタミンH1拮抗薬または/およびステロイド薬にて症状が消失もしくは著明改善する |
| 9 | . | 逆流性食道炎が想定されない(注2) |
| 注 | 1 | アトピー素因を示唆する所見 |
| @喘息以外のアレルギー疾患の既往あるいは合併 | ||
| A末梢血好酸球増加 | ||
| B血清総IgE値の上昇 | ||
| C特異的IgE陽性 | ||
| Dアレルゲン皮内テスト陽性 | ||
| 注 | 2 | 逆流性食道炎が想定されない所見(C、Dだけでも可) |
| @24時間食道pHが正常 | ||
| A食道ファイバーが正常 | ||
| B食道透視が正常 | ||
| Cプロトンポンプインヒビターで咳や異常感が改善しない | ||
| D吃逆、胸焼け、呑酸がない | ||
| 参考所見 | ||
| @咽頭粘膜生検にて好酸球、肥満細胞が陽性 | ||
| A気道過敏性が正常範囲で、咳感受性が亢進している | ||
| (内藤健春:喉頭アレルギーの病態と咳嗽のメカニズム、アレルギー科13 (2) :182, 2002) | ||