成り立ちと概要
乗鞍岳は長野県の西部、北アルプス(飛騨山脈)の乗鞍火山帯南部にあり、乗鞍岳という名前はいくつもあるピークの総称だ。最高峰・剣ヶ峰3025.6mは火山としては国内第3位の高さで、岐阜県との県境である稜線は北は焼岳、槍・穂高連峰へとつづき、南には飛騨との交通の要所だった野麦峠がある。
乗鞍高原は乗鞍岳の東側に位置し、数回の火山活動で溶岩が流れ下り、渓谷を埋めて出来たものだ。標高約1,800mから約1,200mは人の生活圏であり、また高原の上半分の範囲は中部山岳国立公園に入る。
乗鞍岳へは、三本滝駐車場ゲートから上の道でマイカー規制が実施されるなど、地域全体で自然保護や環境保全策がとられている。
番所大滝 ばんどころおおたき |
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![]() 善五郎の滝 |
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牛留池 うしどめいけ |
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参考資料:安曇村誌第1巻自然(1998年)、乗鞍の自然と文化(総合学術調査報告書 1976年)
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