2022年7月8日、アベさんが銃撃を受け、死にました。私は複数の人からその件について意見を求められました。私は、9日に札幌で開かれる核のごみの埋め捨て問題についての講演会に出席することになっていたので、札幌に向かう機内で、「アベさんに対する銃撃について思うこと」という文章を書きました。それを、問い合わせをしてくださった知人たちに送ったところ、その人たちがFacebookなどに載せてくださったようです。多くの人がその文章を読んでくださったようですが、一人の知人からは、「アベさんに対する銃撃について思うこと」が削除されたとの連絡が入りました。私自身はネットには関わらないと公言し、FacebookもTwitterもやりませんが、なんであんな文章が削除されなければならないのか、分かりませんでした。
 一方、その文章にシカゴ大学名誉教授のNorma Field さんが気付いてくださり、英語に翻訳してくださるとのお申し出を下さいました。10日の参議院選挙が自民党の大勝という結果になったこともあり、私は「アベさんに対する銃撃について思うこと」に前書きをつけ、「戦争に落ちていこうとするこの国」という文章にしました。
 それをノーマさんが翻訳し、オーストラリアの「Pearls and Irritations」に掲載してくださいました

 今回、ノーマさんの元原稿「Thoughts on the Shooting of Mr. Abe」を載せました。
 そして、ノーマさんはご自身が深く関わっている「Atomic Age」のHPに、この元原稿を、新たな写真とともに掲載してくださいました。

 ノーマさんのご好意に深く感謝します。