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パーマネントウェーブ
毛髪は弾力があり折り曲げてもまた元に戻る復元力をもっています。
それは髪の主成分のケラチンがさまざまな結合によって保たれているからです。
パーマ液はそれぞれの結合に作用して真っすぐだった髪にウェーブをつけたりくせ毛を
ストレートにしたりします。
  • シスチン結合に対する作用は
    1剤中の還元剤が、ケラチンのシスチン結合を還元切断し、2剤の酸化剤で酸化再結合することによって
    もとのシスチン結合に戻す。
    毛髪の中のシスチン結合の20%で行われている
    還元剤の酸濃度が高いほどシスチン結合を切断する力がある。
  • 塩結合に対する作用は
    アルカリ剤が塩結合を切断して毛髪を膨潤させ1剤の働きを助けます。また中間水洗などでアルカリが
    除去されると塩結合は再び結合して固定されます。
    パーマ剤の強さは「アルカリ度」で表す事ができます。
    ある溶液に塩酸を入れていき中性(ph7)になった時の塩酸の量をアルカリ度といって数値が高いほど
    アルカリ濃度が高い、キューティクルを開く膨潤力が強い。
  • 水素結合に対する作用は
    パーマ剤の水分が結合を切断して乾燥して仕上げる時に再結合します。
1剤の成分
分類 成分例 特長
還元剤 チオグリコール酸 チオグリコール酸アンモニウム
チオグリコール酸モノエタノールアミン
分子量が小さく毛髪内部に浸透しやすく、還元力の強い還元剤なので
ウエーブ形成力が強い
チオグリコール酸は強い酸なのでアンモニアなどのアルカリで中和された塩として使用
シス系と比べると弾力感、リッジ感、エアリー感のあるカールを出す事ができる
ダメージ毛に対してはチリつきやパサつきが出やすい
シスに比べて臭いが強い
医薬部外品
システイン L-システイン
L-システイン塩酸塩
DL-システイン
DL-システイン塩酸塩
N-アセチル
L-システイン
システインが毛髪に含有されるアミノ酸の一つでもあるためチオグリコール酸より
マイルドな還元力で質感がしっとりして自然なウエーブができる
ダメージによって流出したアミノ酸の一部を補うのでチオ系に比べて毛髪への負担が少ない
医薬部外品
シスチオ   チオとシスを配合しているので、その比率で還元力を調整している
医薬部外品
サルファイト   過剰にシスチン結合を切らないため還元力は弱い
ダメージのひどい毛髪には有効
仕上がりはやわらかい手触り
化粧品分類
システアミン   分子量が小さいため毛髪になじみやすく浸透しやすい
他の還元剤に比べウエーブ形成力が大きく、アルカリ度も低く
低いpHでカールを形成できる
臭いが強くチオ以上に皮膚に対して影響があるので注意が必要
シスに近い質感で柔らかく、手触りがいい
化粧品分類
ラクトンオチール   毛髪の茅盾作用を伴わずにシスチン結合を切る事ができる
アルカリ剤を必要としないので毛髪の中の酸化染料やタンパク質の
流出を防ぐ事ができる
化粧品分類
反応安定剤 ジチオジグリコール酸 パーマのかかり過ぎを抑える
アルカリ剤 毛髪を膨潤させ還元剤の力を発揮させる アンモニア水 揮発性高く髪に残留しにくいが強い刺激臭
モノエタノールアミン
トリエタノールアミン
揮発性低く髪に残留しやすいが刺激臭は少ない
アルギニン 髪に対して親和性があるがモノエタノールアミンに
比べると作用が緩和
重炭酸アンモニウム 揮発性高いが多少残留しやすい、刺激臭も少ない
クリーム基剤 固形油 セタノール
ステアリルアルコール
クリーム状に保つため
油分の補給
液状油 ミネラルオイル
パルミチン酸イソプロピル
乳化剤 ポリオキシエチレンラウリルエーテル
セテス-2
オレス-10
セトレス-20
界面活性剤
コンディショニング成分 液状油 ジメチコン
特長成分 PPT 加水分解ケラチン
加水分解コラーゲン
その他 金属封鎖剤 エデト塩酸
着香剤 香料
溶剤 精製水
  • 中間水洗の働き
    髪の毛に付いているカールを形成するための還元剤、アルカリ剤は充分に洗い流されていないと残留し髪の毛のダメージにつながります。特に問題は残留アルカリです。
    髪が赤くなる、明るくなる、毛先がだれるなどは残留アルカリが原因です。
    2剤の働きがスムーズになるようしっかり中間水洗をして毛髪の
    PHを下げるようにします。
  • 2剤のしくみ
    1剤によってカールは形成されますが、それを固定するのが2剤の役割です。
    有効成分、水、安定剤、添加剤で構成されその有効成分である酸化剤(臭素酸塩、過酸化水素)によってカールが固定されます。
    酸化剤はPHが酸性から中性で良く働く性質があります。
    毛髪を酸性から中性付近にしておくと反応がスムーズできれいなウエーブがでます。
    臭素酸塩は時間がかかるが弾力のあるウエーブに
    過酸化水素は時間が早くしなやかなウエーブになります。
    この行程が髪の毛を元の状態まで戻す大切な作業です。
    過酸化や酸化不足は髪のダメージにつながります。
分類 成分例 特長
酸化剤 臭素酸Na
過酸化水素
1剤の還元剤により切断されたシスチン結合を再結合
過酸化水素は臭素酸塩より酸化速度が速いが配合濃度の
上限が2.5%で酸性側に保持されている
臭素酸塩は中性付近
クリーム基剤 固形油 セタノール
ステアリルアルコール
クリーム状に保つため
油分の補給
液状油 ミネラルオイル
パルミチン酸イソプロピル
乳化剤 ポリオキシエチレン
ラウリルエーテル
セテス-2
オレス-10
セトレス-20
界面活性剤
コンディショニング成分 液状油 ジメチコン
柔軟剤 ポリクオタニウム-10
特長成分 PPT 加水分解ケラチン
加水分解コラーゲン
その他 金属封鎖剤 エデト塩酸
pH調整剤 クエン酸
リン酸
着香剤 香料
溶剤
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野口美容室
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